夫婦共働きなのにワンオペ育児になる理由は?単身赴任だけが理由ではない?

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ワンオペ育児という言葉を最近よく耳にするようになりました。

 

私も初めて見たのは新聞で、男性が育児に参加する率が高くなってきているにも関わらずワンオペ育児という言葉ができた事に対してとても疑問に思いました。

 

少し調べてみましたが、ワンオペ育児とは主に夫が単身赴任で家に居ない、家に居るが病気など、何らかの事情があって一人で家事育児を全てやらなければいけない環境の人を指す言葉のようでした。

 

しかし、最近では夫婦共働きで夫が家に居るにも関わらずワンオペ育児をしなければいけない女性が多いと言われています。

 

イクメンという言葉が浸透しているにも関わらずワンオペ育児という言葉が新たに生み出される矛盾に不思議で仕方ありません。なぜ夫婦共働きでワンオペ育児に陥るのか?理由を探ってみましょう。

共働きなのになぜワンオペ育児?

夫婦共働きであれば条件は違えど立場は同じ家庭を支えるために働いていることになります。なぜ同じ立場なのに妻だけに負担が大きくかかってしまうのか?

イクメンはどこへ?

イクメンという言葉が浸透しているのにもかかわらず、ワンオペ育児という新たな言葉が生まれてくる矛盾をどう捉えるべきべきなのか?

 

イクメンというのは言葉だけで実際、世の父親たちは育児をしていないのか?決してそんなことはありません。

 

昔と比べれば男性が育児や家事に時間を割く割合は増えています。しかし、あくまでも昔と比べれば、というだけの話です。日本の男性は先進国の中でも世界でダントツで男性が家事・育児をしない国だと言われています。

 

世界一家事育児をしない習慣はそんな急には変われません。つまり世界一家事育児をしない男性が少しばかり頑張っても女性の負担は減らないという事です。

日本と欧州の育児についてはこちら

女性の社会進出が裏目に?

昔と違って女性が社会進出する機会が多くなり、出産後にすぐ社会復帰する人が増えています。家庭で居る時間が減っているという事ですね。

 

しかし、家に居る時間が少なくなっても家事や育児をサボるわけにはいきません。そこで男性陣の協力が必要になるのですが、夜遅くまで仕事をしている方も多いので結果的に妻は仕事をしながら家事・育児の全てを少ない時間でやらなければいけなくなります。

 

男性側も家事や育児をできる限り協力したいという気持ちがあっても仕事が終わらなければ家に帰ることもできず、結果的に全てが妻任せになってしまいます。

 

共働きなのにワンオペ育児になってしまうのはこういう事が原因なのかもしれません。

家に居るのに全く何もしない夫も居る

イクメンよりも亭主関白を好む男性はまだまだたくさん居ます。夫婦共働きにも関わらずです。こういった男性を夫に持つ人がワンオペ育児になってしまう1番の理由でしょう。

 

亭主関白が許されるのは妻と子供を養うだけの収入がある男性だけです。それでも今の時代、亭主関白は敬遠されますし、熟年離婚のキッカケにもなったりします

 

そもそも亭主関白というのは後進国の縮図のような気もしますしハッキリ言ってカッコ悪いです。

育児参加で熟年離婚を回避する方法はこちら

ワンオペ育児を解消するためには?

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やはり大切なことは夫の意識改革、父親としての自覚を持つこと、そして夫婦のコミュニケーションをしっかりとること、この3つです。

 

ではこの3つを行うためにはどうすればいいのでしょうか?

夫の意識改革は徐々に

今まで何もしなかった人は翌日からいきなり変わることはできません。まずは家事・育児の中から簡単なことをしてもらえるようにお願いましょう。

 

今まで何もしなかった人に晩御飯や子供の寝かしつけを頼んでも意味がありません。

 

まずは食べ終わった食器の後片付け、泣き止まない子供を妻の手が空くまで抱っこする、なんでもいいです。とにかく少し頑張れば出来そうな事、簡単な事からお願いして夫の意識改革を行っていきましょう。

 

慣れるまで時間が必要かもしれませんが、後々ワンオペ育児から解放される為にも我慢は必要です。

育児疲れを解消して夫に協力させる方法はこちら

父親としての自覚を持ってもらう

父親としての自覚が無い人に育児を求めても無駄です。確かに子供が産まれてすぐはなかなか自覚を持つことはできません。

 

しかし、ある程度子供が大きくなり、保育園に預けるようになれば子供とコミュニケーションをとることもできるでしょう。それでも育児に無関心な人は父親としての自覚が無い証拠です。

 

 

しっかりと自覚をもってもらうためにも子供と接する機会をたくさん作るようにしましょう

父親の自覚が芽生えるのはいつから?

コミュニケーションが一番大切

父親としての自覚、夫の意識改革、これらはコミュニケーション無くしては不可能です。つまりコミュニケーションを怠ってしまうと夫婦間で意思の疎通が出来なくなり、結果としてワンオペ育児に陥ってしまうのです。

 

夫は普段どういった仕事をしているのか?妻は普段、仕事が終わってどれだけの家事や育児を頑張っているのか?お互いに把握しておかなければ夫婦に溝ができてしまいます。

 

共働きが増えて夫婦で過ごす時間が少なくなると、お互いに夫婦だけの時間を作ることを後回しにしてしまいがちです。

 

実はこれが最もしてはいけない事なのです。時間が無いから家事をしなければ、育児をしなければ、結果疲れて夫婦で一言も会話が無いまま1日が終わってしまう。これでは何も解決しません

 

夫に家事をしてもらいたい、育児に協力してもらいたい、こう考えているなら夫の優先順位を少しだけ上げてみてはどうでしょうか?

まとめ

少し女性目線で書いてしまいましたが、男性である私が妻に対して協力的になるにはコミュニケーションが一番必要だという事を知ってもらいたいからです。

 

男性には男性の言い分がありますが、夫婦共働きの場合は妻がワンイペ育児に陥ってしまうことは世間的には許されないことになってしまいます。

 

家事を手伝いたいけど何をしていいのか分からない、育児に協力したいけど何をしていいのか分からない、こう思っている男性は意外と多いです。

 

妻は「分かってるくせに何もしない」と思わず、何も知らないんだから仕方ない、1から丁寧に教えてやるかこれくらいの余裕をもってほしいのです。

 

限られた時間の中で家事を育児をしなければいけない忙しさは理解できますが、自分が少しでも楽になりたいと思うのならまずは大きな子供である旦那さんとしっかりコミュニケーションをとって変えていきましょう

 

最初は無駄な時間を取られると思うかもしれませんが、長い目で見れば結果的にそれが一番の近道になるはずです。

 

それでもダメなら・・・何か他の案を探すしかないですね・・・結婚しても3分の1が離婚してしまう時代です、が、そうなってしまわないように回避してもらいたいです。
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