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3歳、4歳の子供、特に男の子は色んな場面でふざけた態度をとる事が多いです。
その度に一緒に居る親は恥ずかしい思いをしたり、腹立たしく思うことが多いでしょう。どうにかしてそのふざけた態度を直したい、止めて欲しいと思い、注意したり叱ったりしてもなかなか止む事はありません。
そもそも男の子という存在は根っからふざけています。例えばお母さんが「ちゃんとしなさい」と言っても何を言われているのか分からないけどとりあえず返事だけしておけー!みたいな感じだと思います。
男の子、特に長男だった場合等は女の子よりも子供に対して期待が大きくなりがちです。勉強が出来る子供になって欲しい、スポーツが出来る子供になって欲しい、歌が上手い、ダンスがうまい・・・などなど、とにかく期待してしまいます。
その期待に応えたいけど、どうしていいか分からないからふざける、期待から逃げようとしてふざける、などただふざけているからと言っていつも同じ理由で子供はふざけているわけではありません。
どんな場面でふざけているのか?その時の状況をしっかり見極めて対処法を間違えないようにしましょう。
Contents
保育園、幼稚園のお遊戯会などでふざける
生活発表会や参観日の為に園児皆で一生懸命練習してきた歌や踊りなど、出来ないながらも一生懸命している姿を親は期待して見に行くのではないでしょうか?園で練習して、家でも時間があれば1人で歌いながら練習している姿を見れば本番は嫌がおうにも期待してしまいますよね?
しかし、いざ蓋を開けてみれば本番は皆と全く違う動きをしたり、へらへらしたりとにかくふざけている息子をみてガッカリした事のある親は多いのではないでしょうか?見ているだけでイライラして、(終わったら絶対に叱ってやる!)と内心思うでしょう。
でも子供の気持ちも察してあげて下さい。もしかしたら子供は、皆と同じ動きをしたらパパやママは気づいてくれないかも?違う動きをすれば周りの皆が笑ってくれたりするんじゃないかな?など、子供なりに色々考えているかもしれません。
見終わった後でパパやママは叱るのではなく、よく出来たとしっかり褒めてあげましょう。そして褒めている中でなぜ皆と違う事をしたのかニコニコしながら聞いてあげる事が大切です。
子供がどんな理由があったにしても、しっかりと褒めながら諭してあげる事を心がけてください。
パパ、ママ「今日の発表会良かったよ~、でも少し皆と違う事をしたりしてたけどなんでかな~?」
子供「えっとね~(子供なりの理由がなんであれ、しっかり聞いてあげましょう)」
パパ、ママ「そうか~、そういう理由があったんだね、じゃあ次は皆と同じように出来るところも見せてね~」
これで子供には次はしっかりした姿をパパ、ママに見せよう!という気持ちになってもらえるはずです。
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出掛けている時にいきなりふざけだす
家族で買い物に出掛けたり、遊びに出掛けているといきなりふざけだしたりします、特に男の子は。
公園で遊んでいたらいきなり滑り台を頭から滑りだした、ご飯を食べに行ったらふざけて食べない、買い物に行くとやらたと買い物カートの下に乗りたがる、このような経験も男の子の子供を持つ親なら何かしら経験した事があるでしょう。
公園でふざけた時の対処法
遊具で遊んでいる時にふざけだした時にまず周りの状況を確認してあげましょう。周りに他に子供が居て迷惑がかかりそうなら、その場合はしっかり叱ってあげることが大切です。なぜ叱るのかその理由も分かるように話してあげる事が大切です。
1人で遊んでいて急にふざけだしたなら、叱らずに褒めてあげましょう。子供は親に普通とは違う事が出来るんだ、と見せたいのです。もし、褒めても止めずにずっとしているなら、もうその行為は見飽きたから普通にしてるのが見たい言えばふざけた行為は殆どの子供が止めます。
そもそも子供はしつこいですが、同時に飽き性でもあります。見て欲しい対象のパパやママが飽きてしまえば止めるのは子供の心理だからです。
ご飯を食べている時にふざけだしたら?
普段家で食事をする時はふざける事無く普通に食べているのに外食すると決まってふざけだす子供って居ますよね。ウチの子供もそんなタイプです。ふざけてばかりで食べようとせず、パパやママが痺れを切らして叱ってしまう、ウチはだいたいこのパターンです。
なぜふざけるのか?それはお腹が空いていない、自分が食べたいモノじゃない、このどちらかの場合が殆どです。
外食する前、子供にお菓子やジュースを与えていませんでしたか?いくら子供が食べたい料理を頼んでもお腹が空いてなければ食べる事は難しいでしょう。
また、そもそもその外食は誰の為の外食ですか?普段毎日晩ご飯を作っているママのためですか?仕事で疲れているパパに好きなものを食べてもらいたいが為の外食ですか?結論はどちらもダメです。
外食をするなら子供中心で考える事が大切です。パパやママが食べたいものと3歳4歳の子供が食べたいものが一致するなんてことは、まず有り得ないでしょう。ふざけている子供を叱る前に、子供に何か与えていないか?大人が食べたい基準で店を決めていないか?
これらを考えれば子供がふざけて食べてくれない、なんて事はなくなります。
買い物に行くとカートの下に乗りたがる
これは男の子なら皆することではないでしょうか?買い物カートは基本的に押し手のママと子供が向かい合って座るようになりますが、それでは子供は視界が後ろ向きで狭く、乗っていても楽しくありません。
カートの下に無理やり座って乗ったりするのは、いつもと違った景色を見たいという好奇心の表れです。カートを押すママは押しにくいでしょうが、子供の好奇心を削ぐように叱って降ろしたりせずに、何が見えるのか、普段とどう違うのか?聞いてみましょう。
時間が無ければ叱って降ろすのは仕方ないですが、時間に余裕があるなら足元に乗せたまま話をしながら買い物をするのも普段と違って子供は楽しめるはずです。
カートの下に乗ったからと言って、ただ怒るのではなく、なぜ乗るのか理由なんかも考えてあげてみてはどうでしょう?
まとめ
ふざけている子供を叱って止めさせる事は簡単です。しかし、なぜふざけているのか理由も知らないままに叱ることは子供の事を理解せず、自分の都合で子供を叱っている自分勝手な親になってしまいます。
子供がふざけるのには絶対に理由があります。それがパパやママの為かもしれませんし、ただ自分が楽しくしたいからなのか、それは子供に聞かなければ分かりません。でも、その理由を聞くときにパパ、ママが怒っていると子供は本音で言えなくなります。
どうすれば怒られない回答が出来るのか必死に考えてしまいます。いつもそんな事をしていれば嘘をつくのが上手な人間に成長してしまう可能性があると思いませんか?怒られないために理由を考えて親に話す、でもそれは本音じゃない。
もし間違った解答をして怒られたら次はもっと納得してもらえるような嘘の答えを出そうと必死に考えます。子供は単純です、特に男の子は。
だからふざけているからといって、ただ叱るのではなく、時には褒めたり、しっかり理由を聞いてあげたり、褒めつつふざけた行動を注意したりしてあげる事が子供の可能性を伸ばす手助けになると私は個人的に思っています。
いつも子供がふざける度に叱ってしまうパパ、ママは一度冷静になってニコニコしながら子供の話を聞いてあげてください。
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