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赤ちゃんが産まれると家族は幸せに包まれますよね。
しかし、それはあくまでも外から見た場合のイメージであり、実際は育児に悩まされる日々が続く人がとても多いです。育児とはなかなか思い通りにいかないもので、悩んだり、イライラしたり、そして落ち込んだりと、そういった中で育児ノイローゼに陥ってしまいます。
妻が育児ノイローゼになった時に助けられるのは一番身近にいる夫だけです。妻を育児ノイローゼから解放するために夫はどのような行動を取るべきなのか?深刻なノイローゼになってしまう前に夫は対処しなければいけません。
現状の妻の状況を把握した上で事前に然るべき行動を取ることが大切です。
Contents
夫がとるべき行動は何?
妻が育児ノイローゼにならないために、夫に心掛けてほしい行動をまとめてみました。
全てを行動に移せなくても大丈夫です。1つ2つでも構いません。とにかく妻の負担を軽減してあげられることを自分なりに考えることも大切です。
妻に一人で家事・育児すべてをさせない
妻が1人で家事・育児を全てこなしている状態になっていませんか?特にこのような状況に陥りやすいのが田舎から都会に出て行った核家族の方です。
基本的に出産後は実家に帰ったりせず、家で妻が1人で家事も育児もこなしている状態です。少しでも身近に助けてくれる人が居れば助かりますが、田舎から都会に出てしまうとなかなか頼れる人が居ません。
そんな中で頼れるのは夫だけです。子供が産まれたら妻は夫が仕事に行っている間、家に子供と2人きりになります。つまり必然的に妻は夫が帰ってくるまで1人で家事と育児の両方をしなければいけなくなります。
夫は仕事から帰ってきたら自分ができる事でも構いません。とにかく妻の体力的、精神的に疲れる事に対して協力しましょう。
ただ、協力的になる夫にも注意が必要です。それは頑張りすぎない事です。妻のため、子供のため、この気持ちが強すぎて無理をしてしまう夫も中には居ます。あまり家事や育児に対してやらなければいけないという強迫観念に襲われないように注意しましょう。
家の中でずっと子供だけと過ごさせない
夫が働きに出ている間はずっと子供と2人で家の中で過ごしていて、他の人と会話をする時間が無かったり機会が持てないと精神的に病んでしまいます。
産まれたばかりの赤ちゃんはコミュニケーションがとれません。泣く、食べる、寝る、この3つの行動パターンがランダムで続きます。
生後1カ月まではこれは我慢するしかありませんが、1カ月検診が終わったら少しずつ外に出られるようになります。2,3カ月後には一緒に連れて買い物なんかも行けるようになるでしょう。
ここで夫に注意してほしいのは、子供と出掛けられるから気分転換になるだろう、なんて思って妻と子供の2人だけで外出させてはいけません。家から外に出てもずっと子供と一緒なのは変わりません。出掛ける時は必ず一緒に出掛けてあげてください。
仕事で帰りが遅い日は仕方ありませんが、休みの日に天気が良ければ家族3人で散歩でもいいので妻を外に連れ出してあげましょう。妻にとっては良い気分転換になるはずです。子供が産まれて半年くらいは休日は全て家族や妻のために使うくらいの気持ちでいてあげてください。
妻には出来るだけ手抜きをさせてあげよう
夫が仕事で留守の間、妻の性格によっては家事も育児も頑張らないといけないと思い込んでしまい、何でも完璧にやろうとする人が居ます。
子供が産まれたばかりなのに仕事から帰ると家事が完璧に出来ている妻を持つ夫は注意が必要です。もしかしたら家事も育児も苦にならずに出来る人なのかもしれませんが、大抵心配させまいと無理をしている場合が殆どです。
無理が続くと育児ノイローゼになってしまう可能性があります。
育児に手抜きは出来ませんが、家事くらいは妻に手抜きをさせてあげましょう。妻が晩ご飯を作ってくれたら片づけはしなくてもいい、洗濯物を干して取り込んだら畳まなくてもいい、掃除機は毎日かけなくてもいい、何でもいいのでとにかく家事は出来るだけ手抜きするように夫から伝えてあげましょう。
そして妻が手抜きした分、夫であるアナタが代わりにするようにしましょう。もちろん毎日じゃなくてもいいです。自分が出来る時は積極的に家事に協力する、この気持ちと行動を見せれば妻も安心してくれます。
夫婦での会話を増やそう
育児ノイローゼの1番の原因は孤独感ではないでしょうか?育児とは終わりの見えない戦いです。それを誰にも相談できずに妻1人で背負ってしまうと気分も落ち込んでしまい、自然と育児ノイローゼになってしまいます。
妻を孤独にさせない、感じさせないようにするには夫とのコミュニケーションが必要不可欠です。
家事や育児に対して協力的になることは非常に大切ですが、1番は妻に安心感を持ってもらう事です。ただ、家事や育児をたんたんと手伝うだけでは妻の不安や孤独は解消されません。
別に育児や家事の会話じゃなくても大丈夫です。普通の日常の会話をすることで、いつも一緒だという風に思ってもらえればそれだけで妻は精神的に楽になるでしょう。
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慣れてきたら出来る事は最初から最後まで
妻の負担を軽減するために行動することはとても大切ですが、もし自分的にはまだまだ余裕があるなぁと思うなら何をすれば妻の負担がもっと減るのか、体が楽になるのか、精神的に楽になるのか、考えてみましょう。
協力することは簡単ですが、何か1つのことを最初から最後までやるのはとても労力が必要になります。育児だけでも大変なのにそこに家事がのっかかります。沢山ある家事・育児の中でどれか1つでも夫が1人で出来るようになれば妻は大助かりです。
月に1度でもいいので夫が手料理を
仕事の帰りが遅いと晩ご飯を作ることは難しいです。たまの休みならゆっくり休みたいと思うかもしれませんが、家事や育児に休みはありません。妻は24時間、365日家事と育児に追われる生活をしていると考えてください。
その中で1カ月に1度でも晩ご飯を作らなくて済むのは非常に助かります。小さな子供を連れての外食は色んな意味で負担が大きくなります。
夫が晩ご飯を作るのであれば、ただ作るのではなく、献立から買い物、調理、食べた後の後片付け、これら全てを1人でこなして初めて手料理を振る舞う、と考えてください。買い物と料理を作ったから後片付けは妻任せ、これでは意味がありません。
子供の入浴以外をやってみよう
子供をお風呂に入れるのって案外慣れれば簡単で5分程度ですべて終わります。大変なのはただ子供をお風呂に入れるのではなく、服を脱がし、お風呂に入れた後に体を拭いて着替えさせる、この一連の流れのほうが実は大変だったりします。
よく育児をしているお父さん達から「お風呂に入れるのはパパの仕事」なんて言いますが、これはとても簡単なことで、実際は夫が子供をお風呂に入れるまでの間に子供がお風呂から出た時のために服を用意したり準備をする妻のほうが疲れます。
つまり、いつもとは逆のことをするのです。妻にゆっくりお風呂に入ってもらい、呼ばれたら子供を連れて行き、その間に子供が出た時の準備を夫がする。呼ばれたら迎えに行き、しっかりと体を拭いてまた新しい服を着せてあげる。
そして妻がお風呂から上がるまでしっかりと子供の面倒を見る、実はこっちをやった方が妻は助かるんですね。これも毎日じゃなくてもいいので、出来る時はする、この気持ちを常に持つことを心掛けてください。
子供の寝かしつけにチャレンジ
仕事で疲れてるし朝も早いから子供の寝かしつけは妻任せ、こんな風になっていませんか?赤ちゃんは寝る前に必ず母乳だったりミルクを飲みますが、寝ない日もあります。
休みの日の前日にそういったことがあれば寝かしつけにチャレンジしてみましょう。やり方は妻に聞いてみてください。
殆どの場合、寝るまでずっと抱いているというのが一般的ですね。寝てくれる時は5分、10分ですんなり寝てくれますが、赤ちゃんが妙にご機嫌だったり不機嫌だったりすると1時間、2時間と寝ないこともあります。
妻が夜にどれだけ大変な思いをしているのか身をもって知ることが出来るでしょう。家事や育児は体力が必要です。夫が寝かしつけが出来るようになれば妻の負担は大きく減るので、出来なくて当たり前、出来ればラッキーくらいの気持ちでチャレンジしてみましょう。
私は出産後、半年で妻が仕事に復帰したので寝かしつけは夫婦で交互にやっていました。自分だけ仕事だからと言って甘えて寝ることも出来ず、酷い時は夜泣きからの深夜覚醒で深夜に3時間くらい抱っこして過ごした経験が何度かあります。
これは妻が仕事に復帰してもしなくても関係なく、妻の負担を減らす意味でも夫が1番頑張らなければいけないことかもしれませんね。
妻にはリフレッシュする時間を
これはある程度赤ちゃんも大きくなり、夫1人でも半日くらいなら問題なく見えるという条件付きになりますが、妻にリフレッシュする時間をプレゼントしましょう。いつも何をするときもドコに行く時も赤ちゃんと一緒の妻には至福の時間になるはずです。
買い物が好きな妻ならゆっくりと1人でショッピングする時間を、食べるのが好きな妻なら1人でゆっくり外食出来る時間を、とにかく妻が1人でゆっくり楽しめる時間をプレゼントしてあげましょう。
半日でも1人で赤ちゃんを見ていれば、育児がどれだけ大変な事なのか理解できます。妻は毎日この大変さを味わっているんだなぁと感じることが出来れば立派な夫になれるはずです。
まとめ
妻が育児ノイローゼにならないための対処法を書きましたが、これらは全て私が実践してきたことです。
妻は出産して最初の1カ月こそ里帰りしましたが、それ以降は帰ってきてずっと夫婦で子供を見てきました。私の父は軽度ですが介護認定を受けていたので母はその世話などがあったので育児は殆ど助けてもらっていません。
毎日顔を合わせて妻と会話をしていれば少しの変化でもすぐに気が付くはずです。私はそういったサインを見逃さなかったので妻が疲れていると感じたら多少無理をしてでも家事や育児に協力してきました。
妻が育児ノイローゼにならないために夫は少しのサインも見落とさず、常に気を配っておきましょう。
育児ノイローゼに陥らないように出来るのは夫だけです。つまり育児ノイローゼになっていまったら夫の責任であり、ならなければ夫として頑張っているという証拠になりますね。
育児は夫婦の協力なくしては成立しません。肝に銘じて頑張りましょう。
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