子供がしつこい原因は?親の育児方法に間違いは無い?

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子供って本来しつこい生き物です。特に小さい内は。

 

とにかく自分がしたい事、して欲しい事、自分の欲に対しては貪欲にしつこく迫ってきます。本を読んで欲しい、お菓子が食べたい、ジュースが飲みたい、など、1度でも親が子供の為にしてあげた事があれば、またしてくれる、また貰える、と思って何度もしつこくトライしてきます。

 

とにかくエンドレスです。ダメと言っても聞かないですし、何度でも挑戦してきますし、何度でも同じ事を永遠に言い続けています。例えそれがいい事でも悪い事でも。

 

親が忙しい時、暇な時などお構いなしなのが子供の良いところでもあり、悪いところでもあります。ならその子供がしつこくなった原因は何なのか?子供はしつこい生き物だと諦めるのではなく、間違った育児をしていないか?など自分なりに確認してみることが大切です。

子供の言いなりになっていないか?

我が子はとても可愛いです。ついつい甘やかしたり、ワガママを聞いてしまうこともあるでしょう。しかし、パパやママのその行動が後々しつこい子供を生み出す原因になりかねません。

 

赤ちゃんの時や1歳、2歳くらいまでは親が付きっきりで面倒を見ますし、当然身の回りの事も全てやってあげることが当たり前のようになっています。しかし、あまり何でも親がやってしまうと子供は自分では何もしなくなってしまいます。

 

3歳、4歳くらいになればある程度自分で簡単な事は出来るだろうと思い、子供に頼まれた事を「自分でやってみよう」なんて言っても子供は聞きません。今までずっと親がやってくれた事をいきなり自分でするように言われても絶対に聞き入れてくれません。

 

子供は親がしてくれるまで何度でもしつこく言ってきます。その言動に対してパパやママはイライラするでしょう。時には語気を強めて叱る事もあるかもしれませんが、元々そうなる原因を作ったのは親であるアナタ達自身なのです。

 

子供の為と思ってしてきた行為が実はただの甘やかしで結果全て自分たちにとって不都合な結果しか生み出しません。そうなってしまったら口で言うだけでは子供は納得してくれません。

 

少しずつ親が手伝いながら自分で出来るように導いてあげる、しつこいワガママなら視点を変えた返答をしてみるなど、子供の反応を見ながら色々試してみましょう。

子供にしっかり愛情を注いでいるか?

しつこい子供は親の愛情不足が原因の場合もあります。本体であれば子供がすること、出来たことに対して誉めてあげたりするのが親の役目でしょう。しかし、子供を全く見ようとせず、自分の都合のいい時だけ子供を見て他は基本的に放置している、このような事はしていませんか?

 

パパやママにも子供を相手に出来ない理由はあるでしょう。パパなら仕事で疲れているから、ママなら家事が忙しくて子供を見てあげる時間が無い、確かに一理あります。しかし、それはちゃんと育児をしていると胸を張って言えることでしょうか?

 

パパが仕事を頑張れば子供は立派に育ちますか?ママが家事をパーフェクトにこなせば子供は賢くなれますか?答えはNOです。

 

仕事が忙しいなんて育児をしたくない言い訳にしかなりません。家事が忙しい?そんなのママの自己中心的な理由でしかありません。仕事が忙しいといっても子供と接する時間は1日の中で必ずあります。仕事の帰りが遅いならいつもより1時間でも早く起きればいいだけです。

 

仕事が忙しいから少しでも長く寝ていたい、そんな考えのパパは一家の大黒柱失格です。

 

 

家事にいつも追われているママ、朝から夜までずっと家事をしているのですか?もしかしてお城に住んでいるのですか?それとも二世帯住宅で10人を超えるような大家族の家事をママ1人で全てしているのですか?

 

 

もしそうなら仕方ありませんが、パパ、ママ、子供の3人で暮らしているなら家事なんて毎日やっていれば知れています。子供の相手が出来ないのであれば、さぞ要領の悪い家事をしているのか、自分のしたい事をする為に子供が起きている間に家事を終わらせたいという自己都合のどちらかです。

 

夜はどうしても見たいドラマがあるからそれまでに・・・なんて考えのママ、母親失格です。

 

子供がしつこいのは親の愛情を確かめたいという理由もあります。普段からパパやママがしっかり子供の成長を近くで見ていればどうでもいい事をしつこく言ってきたりしません。しつこい原因を作ったのは親自身という自覚を持ちましょう。
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しつこい時の対処法

子供がしつこい理由は自分に自信を持っているから言えば通ると思ってしつこくなる場合と、自分に自信が無いから何度もしつこく言ってくる場合の2通りあります。それぞれ対処法が違うので自分の子供がどういう風にしつこいのか見極める事が大切です。

自信を持っている子供の対処法

とにかくしつこくても否定する事は避けましょう。否定する事で子供から自信を奪ってしまう可能性があります。子供なりにもプライドはありますし、自分の意見に対して間違っていないと子供ながらに思っています。

 

しつこい意見を否定するのではなく、親として、大人として、「もっといい方法があるよ」なんて別の視点から物事を考えさせるような事を言ってみましょう。

 

例えば何度も同じ事をしたり、言ったりしているのなら、「このやり方はどう?」「こんな風に言うのはどうかな?」など子供の見えていない部分に目を向けるような言い方をしてみましょう。それでも聞いてくれないなら少し下手に出てお願いしてみるのもいいです。

 

例えチャレンジして出来なくても「惜しい!」「次は出来るよ!」など子供が前向きになれる言葉をかけてあげましょう。そして出来ればしっかりと誉めてあげる、そうすれば子供の中で選択肢が増え、しつこくなる原因が減っていきます。

自分に自信が無い子供の対処法

自分に自信が無い子供は、本当にそれでいいのか不安な気持ちでいっぱいです。結果何度もしつこく聞いてきたり、見て欲しいと言います。そういう子供は親の愛情不足が原因の場合があります。

 

子供が迷っているなら答えを導き出してあげられるようにヒントをあたえてあげましょう。勿論、どんなに忙しくてもしっかりと子供を見てあげる事が大切です。「今忙しいから後でね」なんて言葉はNGです

 

子供の聞いて欲しい事や見て欲しい事なんて長くても5分程度です。その間、家事の手を止めても何の支障もありません。それが出来ないならハッキリいって親失格です。

 

子供がしつこいと思うなら「今○○してるから後でね」この言葉だけは使わないようにしましょう。パパが居るなら「今ママ忙しいからパパに見てもらってくれる?」と言い、パパはママからのバトンを受け取ってしっかり見てあげましょう。

 

スマホを見ながら、テレビを見ながら、「ふーん、そうなんだ」や「へー、凄いね」なんて意見は絶対にいけません。しっかり子供と向き合って褒めてあげましょう

 

パパが会社で仕事を頑張っていい成果が出た事を上司に報告したら「あ、そう」の一言で終わらせられたら次も頑張れますか?自信を持てますか?不安になりませんか?自分の身に置き換えて子供に接してあげましょう。

まとめ

子供のしつこい原因は様々ですが、一概に言えることは否定しない、誉めてあげる、が大前提です。

 

私の話になりますが、うちの子供は全くしつこくありません。なぜなら私が全て1度で受け入れてしまうからしつこくなる原因が無いからです。ママの代わりに晩ご飯を作っているときに子供が絵を描いたから見て欲しいと言われれば手を止め、絵を手に取りしっかり見て褒めてあげます。

 

その上で上手に描ける事は分かったから次からは、晩ご飯を作り終えたら見せに来てね、と伝えます。最初のうちは作っている間に何度も持って来ますが、毎回同じように褒めて後で見せてね、と言えばそのうち作っている間は持ってこなくなります。

 

面白い事が出来るようになったから見てと言われれば洗濯物を畳んでいても手を止めて見て笑ってあげます。そして「もっと面白い事を隣の部屋で考えて見せに来て」と言えば、しつこく何度も同じ事を見せようとはしなくなります。

 

つまり、子供のしつこさに面と向かって付き合う事がしつこい原因を無くす事が出来る1番の対処法なのです。しつこいからといって適当にあしらったりすればパパやママが違った反応を見せるまでしつこく言ってきたりします。

 

パパやママは面倒くさがらず、しつこい時ほどしっかり子供と向き合ってあげましょう。
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