子供が犬と留守番できるのは何時間くらい?何歳から任せられる?

夫婦共働きで子供が居る家庭で犬を飼っている方、もしくはこれから犬を飼いたいと思っている方、夫婦共働きで子供が学校に行っている間、犬は家で一人ぼっちです。

 

夫婦が共働きであれば、学校が長期の休みになると子供は家に居ます。

 

犬を飼っていれば、子供と犬だけでのお留守番になってしまいますね?そうなった時に子供が犬と留守番はできるのか?一人っ子は?兄弟がいればできる?そんな疑問に答えたいと思います。
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子供が犬と留守番をするまでに準備する事

いきなり犬を買ってきて「はい、今日から犬を飼うからお留守番よろしくね」これは絶対に無理です。

 

それが例え中学生でも無理でしょう。高校生くらいならできるかもしれませんが。

 

やはり子供が犬と留守番をするにはある程度の準備が必要です。ではどんな準備が必要なのか?1つずつ書いていきます。

子供だけで留守番が出来るくらいの年齢か

これはとても大事な事です。犬を飼っていても飼っていなくても、子供だけで家で留守番をさせるのはとても心配な事です。

 

幼稚園や小学校低学年ではまず無理です。

 

せめて4年生か5年生くらいになるまでは犬と留守番をさせる事は諦めてください。夫婦共働きで子供が居るのであれば、子供がそれくらいの年齢になるまでは犬を迎え入れる事は考えた方がいいでしょう。

トイレの片付けを子供が出来るか

これはとても大切な事です。子犬の時からトイレの躾は1番の問題だと思います。

 

子犬の間は色んな場所で粗相をしてしまい、その度に後処理に追われる毎日を過ごす事になるでしょう。

 

私は家で犬がフローリングなどでオシッコやウンチをしてしまった場合は、子供と一緒に片付けるようにしていました。

 

犬を飼い始めた最初の頃からずっとです。それは、子供だけで犬と留守番をする日が必ず来ることが分かっていたからです。

 

夫婦共働きで子供が居るのであれば、先を見越して初めから犬のトイレの躾と失敗した時の片付けは子供と一緒にするようにしましょう。

犬は生後何ヶ月なら子供と留守番が出来る?

ここは判断が難しいところですが、私は生後6ヶ月くらいからなら可能だと思います。

 

ある程度の躾が出来ていれば、子供とお留守番も可能でしょう。躾と言ってもトイレさえできれば大丈夫です。

 

トイレの躾がまだ出来ていないのであれば、子供が犬のトイレの失敗を片付けられる年齢に達していれば可能です。

 

逆に子供が犬がトイレを失敗しても片付けも何も出来ない、しないのであれば飼わない、もしくは犬と子供だけの留守番をさせるのはやめておきましょう。

子供だけで散歩に行けるか?

子供だけで犬の散歩に行くのは賛否両論だと思いますが、私はある程度の年齢なら問題ないと思います。ただし、男の子に限る、ですが。。。

 

我が家は4年生の息子が居ますが、学校が休みの日は一人で散歩に行ってくれます。もちろん最初から一人で行かせるわけではありません。

 

出来るだけ毎日一緒に散歩に行き、どんなルートを通って散歩をするのか?散歩のマナーやルールを子供と話をしながら覚えてもらいます。

 

どんな道でも常に橋を通る、ウンチはちゃんと持って帰る、歩いている人が近くにいる時はリードを短く持って立ち止まる、散歩をしている他の犬が居れば近づかせない、等基本的な事は全部教えます。

 

実際に親が仕事が休みの日に一人で行ってもらい、少し離れて後ろから付いて行って見たりもしました。

 

面倒かもしれませんが、子供だけで散歩に行かせるのであればそれくらい用意周到でなければダメだと思います。

 

しかし、実際問題、都会と田舎では環境が違いますし一概に子供だけで大丈夫という風にはならない場合もあります。

 

車の交通量が多かったり、人通りが多い場所に子供だけで散歩させるのはやめておきましょう。
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兄弟がいる場合は下の子に配慮する

年齢の近い兄弟がいれば、子供だけでの犬との留守番はメリット、デメリットがそれぞれあります。

 

二人兄弟、三人兄弟、兄弟の数で大きな違いはありませんが、我が家を例にして書いていきます。

上の子が下に全部やらせる

これは犬の世話だけに限ったことではありませんが、兄弟がいる人なら分かるでしょう。

 

自分が長男なら弟や妹に親のいない所で隠れて面倒な事は全部押し付けた、弟や妹なら押し付けられた、といった経験は少なからずあるはずです。

 

我が家では子供たちと犬だけで留守番をすることがよくありますが、オシッコやウンチの片付けを長男が全て妹にさせていたという事が何回かありました。

 

毎回妹の告げ口で発覚していましたが(笑)

兄弟で遊ぶ事に夢中になって世話をしない

家で留守番をしている子供は、親が居ない間は天国です。何をしても怒られないのですから。

 

その天国の状態に夢中になりすぎて、犬の世話を忘れがちになります。

 

散歩だったり、トイレの失敗の片付け、オモチャやお菓子の片付けをせずに犬が誤飲してしまう可能性もゼロではありません。

 

私は仕事の合間に子供に電話をして、ちゃんと犬の世話が出来ているのか確認したりします。

兄弟で一緒に犬と遊んでくれる

これはとても助かります。一緒にいっぱい遊んてくれれば、犬も家の中でイタズラをする事も少なくなりますし、犬と子供のコミニュケーションもしっかり出来ていい事だらけです。

 

犬と子供だけの時間が長ければ、犬は子供を自分よりも上に見てくれるようになるので噛まれたりする事もなくなります。

 

我が家では子供、特に下の子がよく犬に噛まれていたのですが、子供だけで留守番をするようになってからは噛まれる事がなくなりました。

 

子供が犬と遊んでくれたか遊んでくれていないのかを判断する材料ですが、我が家の場合は親のどちらかが家に帰った時に分かります。

 

仕事から帰って玄関の鍵を開けた時に犬が吠えたら遊んでない、吠えずに寝ていたらいっぱい子供と遊んだ、という風に我が家では判断していますし、実際子供に聞いてもそう答えます。
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犬と子供だけで何時間居られる?

結論から言えば7〜9時間といった所でしょう。

 

犬が居なくても子供だけの留守番はそれくらいが限界です。子供には申し訳ない気持ちになりますが、夫婦共働きなので仕方ない部分ではあります。

 

特に気を使うのは、やはり子供のお昼ご飯と犬の散歩です。

 

幸い私は家と職場が近く、仕事も営業職なのでお昼に家に帰ることもできます。出来ない日もありますが、子供に電話を持たせているので、何かあれば電話をするように常々言い聞かせているので大丈夫です。

 

家に帰れない日があっても、お昼ご飯の準備だけはしっかりとしてあげれば子供はちゃんと食べてくれます。

 

もちろん小さい子供だけで犬との留守番は無理なのでさせないようにしましょう。

まとめ

今回は我が家の例をとって書かせていただきましたが、子供だけで犬と一緒に留守番をする事はある程度可能だと思います。

 

もちろん、しっかりとした準備段階を踏んだ上での話です。

 

安易な気持ちで犬を飼って、なんとなく大丈夫だろうと思って子供と犬だけで留守番をさせる、このような事は絶対にしないでください。

 

犬は新しい家族の一員として迎えるべきですし、子供にとっても兄弟のような存在になってくれます。だからこそ、しっかりと子供、犬、両方の躾ができる親に自分がならければいけません。

 

出来ることなら私も父親として子供と犬だけを家に残す事はしたくありませんし、心配に思う事もあります。

 

それでも同じような境遇の家庭で犬を飼いたい、飼っている方に少しでも参考になればという気持ちがあったので書かせていただきました。