子供の忘れ物が治らない、そんな時の対策はどうする?

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子供の忘れ物が多くてイライラしたり心配したりする親御さんは多いのではないでしょうか?幼稚園や保育園のでの忘れ物は基本的に全て親の責任になってしまいますが、小学校に入ると時間割や宿題など自分で準備するようになりますね。

 

気をつけてはいるものの、ついつい出てくる忘れ物に対してただ忘れ物をした事に対して咎めるだけでは治りません。なぜ忘れ物をするのか?しっかりと対策を立てることが重要です。

スタートが肝心

小学校に入学すると幼稚園の時と違って一気に沢山のものを準備して行くようになります。初めは子供も混乱すると思いますが、1つずつ親が一緒になって用意していく事を心がけてください。

準備は入学してから最低でも1ヶ月は毎日一緒に

入学してからは最低でも1ヶ月は事前に毎日親が一緒になって時間割などの勉強道具を1つずつ丁寧に準備するように教えてあげましょう。入学早々に忘れ物ばかりになると先生にも心配されます。

 

翌日の時間割表を見ながら1教科ずつ揃えて机の上に並べていきましょう。国語なら教科書とノート、算数なら教科書とノートと道具、体育は体操服といった具合に翌日にある授業全てに必要なものを並べて行き、全部揃ったら1つずつランドセルに入れる。

 

最後に筆箱の中を確認し、鉛筆は入っているか?ちゃんと削れているか?消しゴムや物差しは入っているか?などしっかり一緒になってチェックしてあげて下さい。

学校から帰って来たら確認すること

学校が終わって帰って来たらまず最初にランドセルを開けるようにしましょう。その日学校で貰ったプリントや出された宿題をその場で子供に提出させ、一緒に確認してください。学校から貰って帰ってくるプリントは大事なものもあります。

 

プリントを貰って来る日が無くても毎日しっかりチェックするようにしてください。子供に聞くだけではダメです。プリントを貰った事を忘れて「今日は無いよ」なんて言うかもしれません。必ず確認しましょう。

 

プリントの有無を確認したら次は宿題です。入学して最初のうちは簡単な宿題しかでません。だからと言って後回しにしているとそれが習慣になってしまうかもしれません。学年が進むにつれて量も多くなり、内容も難しくなります。

 

小さいうちから宿題は学校から帰って来てすぐにする習慣を子供が低学年のうちから身につけておけば安心します。

翌日の時間割の準備、いつするの?

小学校に入るまで大きくなれば我が子の性格はある程度分かるでしょう。お調子者、せっかち(落ち着きがない)、慎重、色々個性が出てくると思いますが、忘れ物が多い子供は基本的にせっかちな性格の子が多いと思います。

 

ウチの子供はとにかくせっかちで常に自分のやりたい事を先に見据えて行動する事が多いです。文字で書くとあまり深刻には見えませんが、見ている親としては割と深刻で心配してしまいます。

 

翌日の準備等をする時は親のタイミングでさせるのではなく、子供と親、双方に余裕がある時にするのがベストです。毎日することなので必ず習慣づけるようにしてください。

翌日の準備をするタイミングは?

我が家の子供は現在2年生ですが、学校の時間割などは1度自分で全てさせるようにしています。これは自分で考えて行動が出来るので大切な事だと思います。最初にも書きましたがまだ入学したばかりや1年生の間は親と一緒にしても構いません。

 

あと時間割など翌日の準備をする時はタイミングも大切です。

 

例えば見たいテレビの時間が近いときに時間割をするように言っても効果はありません。とにかく急いで始まる時間までに終わらせたいという気持ちばかり先行してまともに準備が出来ません。

 

時間割や翌日の準備をする時はしっかり時間に余裕を持ってさせる事をオススメします。

 

子供が終わったと言えば1度時間割の中身を一緒に確認してあげましょう。1つずつ確認して完璧に出来ていればしっかり褒める事が大切です。出来ていなくても怒ってはいけません。

 

出来てなければ何が足りないのかしっかり教えてあげた上でもう1度見直すようにしましょう。子供の忘れ物を治すことは根気が必要です。1度や2度で治るなら苦労はしません。

いつするのかを習慣づける

小学校低学年のうちから朝起きて時間割の準備をさせる親は少ないと思います。朝はお互い時間が無いですからチェックをする時間などありません。なので出来るだけ最初のうちは親子揃って時間に余裕がある時が好ましいですね。

 

理想は学校から帰って来てすぐに翌日の準備をする事を習慣づけてあげましょう。帰って来てすぐじゃなくても大丈夫ですが、遅くとも寝る前までには全て準備が完了する事を心がけてください。

 

子供にはただ何となく準備をさせるのではなく、翌日の時間割表などを見ながら1つずつ確認しながらするようにすると忘れ物は減ります。大切な事なので何度も言います。時間割など翌日の準備は習慣づけておきましょう。
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それでも出てくる忘れ物

どんなに毎日入念にチェックしても忘れ物は必ず出てきます。人間ですから当然です。親が時間が無くて子供だけに準備させていたら翌日忘れ物が発覚した、準備している時にそもそも親が忘れていた、など、親だからと言って忘れ物をしないという事はありません。

 

親だって人間ですからね。私もよく忘れたりするので子供には偉そうな事は言えません・・・

忘れ物をした時の対処法

まず最初になぜ忘れ物をしたのか、子供の口から説明させるようにしましょう。忘れ物をした原因を突き止めなければまた同じ事を繰り返してしまうかもしれません。

 

その説明を聞いた後に一緒に原因を解消する方法を考えて、導いてあげる事が親の役目になります。ただ忘れ物をしたからと言って叱るだけでは意味がありません。叱られるのが嫌だからといって忘れ物が無くなることはありません。

 

もしかしたら同じ事を何度も繰り返して忘れ物をするかもしれません。それでも叱らず、親は根気強く子供と一緒になって対策を考えてあげて下さい。

学校から電話がかかってきたら?

大事なものを忘れると学校から電話がかかってくる時もあります。体育なのに体操服をわすれたり、図工なのに絵の具セットを忘れたりと、無ければ授業を受けられなくなってしまうものなら時間に余裕がある場合は届けてあげましょう。

 

もし夫婦共働きで持って行く事が出来ないのなら以後、そのような事が無いようにすると告げて先生に謝るしかありません。低学年のうちは忘れ物をしたら半分は親の責任です。一緒に時間割をしているなら必要なものは親も把握しておかなければなりません。

 

学校から電話がかかってきたらその事実を親は重く受け止めるべきです。間違っても電話口で忘れ物をしたのは子供のせいだ、なんて言ってはいけません。先生も人間です。この親ちょっと変わってるな、なんて思われるかもしれませんよ?

我が家の話を少しだけ・・・

私の子供は2年生ですが忘れ物がまだまだ多いです。しかも家から持っていくのを忘れるだけではなく、学校に忘れて帰ってくることも多いのです。夏場の暑い時季に小学校の児童クラブに毎日行ってたのですが2日に1回くらい水筒を持って行くのを忘れたり、持って帰って来るのを忘れていました。

 

水筒を玄関に置いてあるのにも関わらずです。それで小学校の児童クラブの先生から何度も持ってくるように電話がかかってきました。

「暑いのに○○君だけ水筒をいつも持っていない、ちゃんと持たせてあげてください」

内心は毎日玄関に置いてるのにそれでも忘れていくんだよ!チクショー!なんて思いながら仕事に出勤する前に届けていました。

 

また、持って帰って来るのを忘れた時は「水筒忘れてますよー」と電話がかかってきていました。さすがに連日続いていた時は腹が立ったので自分で自転車で取りに行かせました。

 

しかし、忘れ物が多いと子供だけでなく、親もしっかり見られているのでしょっちゅう忘れるなら毎朝家を出るまで気を抜かず声を掛けてあげましょう。

 

玄関に置いていても忘れるのですがら、もう家を出るまで目が離せません。恐らく本人は早く学校に行きたいという気持ちが強過ぎて忘れてしまうのでしょう。その気持ちを汲み取って今では毎日家を出る前に、ちゃんと水筒を持ったか確認しています。

 

勿論体操服や絵の具セットも同様です。必要なくても持っていかなくていいのか確認しています。

まとめ

小さいうちから忘れ物が習慣になってしまうと大きくなったら苦労する事は間違いありません。大人だった翌日の仕事の準備をします。子供のように「忘れました」の一言では済まされない場合も出てきます。

 

忘れる事が当たり前になってしまうとそのうちソレが当たり前の事になってしまい、気にならなくなってしまいます。授業の準備を忘れてしまうと勉強が遅れてしまい、授業について行けなくなります。

 

そうなると勉強が苦痛になり、学校が嫌になり、最悪の場合、学校に行きたくないと言い出すかもしれません。大袈裟かもしれませんが、最近の子供はとてもナイーブです。温室育ちと言えば聞こえはいいかもしれませんが、甘やかされて育った子供は打たれ弱いです。

 

子供を成長させるのもダメにするのも親次第です。小さいうちからしっかり親が近くで見てあげる事を心がけてください。
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