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イクメンの定義とは何か?「パパはイクメンですね」なんて言われた事がある人は自分でどう思いますか?ママが疲れているから、大変そうだから育児を手伝う。傍から見ればそれはイクメンとして映るかもしれません。
しかし、実際に育児をしているパパの気持ちはどうなんでしょうか?自分は疲れていて本当は育児はあまりしたくない、でも我が子だしママが疲れているなら自分がするしかないと思って仕方なくやっているかもしれません。
仕方なく育児をしている、ママに言われてやらされている、このような人をイクメンと呼ぶなら世の中のパパの9割はイクメンになるでしょう。そこに自分の意思は無くとも周りが勝手にそう呼んでくれるのですから。
イクメンとはただ育児をしているパパを指す言葉ではありません。
Contents
イクメンになるために必要なのは気持ちと姿勢
上記でも書きましたがただ育児をするだけがイクメンではありません。イクメンとは育児に対する姿勢や気持ちの部分がパパとしてどうなのか、が重要だと私は思います。パパの育児に対する気持ちが自発的なのかやらされているのか、判断基準はここだと思います。
育児を楽しむ気持ちが大切
パパは育児が楽しいですか?それとも苦痛ですか?育児とは決して楽なものでも楽しいものでもありません。これはママを見れば分かることです。育児が楽しいならそもそもママはパパに手伝いを頼んだりしないのですから。
では何が大切なのか?それは楽しむという気持ちです。楽しくないことでも見方を変えたりすることで楽しむという気持ちを持つことです。例えば沐浴をしたりオムツを替えたりすることは今しか出来ない事です。
今しか出来ない事を嫌な事だと思ってするのか、今しか出来ないから楽しみたいと思ってするのか、気持ちの部分が大切です。
自分の時間を子供の為に
パパは仕事から帰って寝るまでの時間や、仕事が休みの日は普段何をしていますか?趣味に時間を割く人、体を休めるために寝ていたい人、家族との時間を大切にするパパ、どのパパがイクメンなのかは一目瞭然ですね。
趣味に時間を割いたり、休みの日はずっと寝ていたい、これは子供がある程度大きくなれば出来るようになります。子供が小さいうちは家族と過ごす時間を大切にしてください。
子供は放っておいても大きくなればパパの相手はしてくれなくなります。子供が小さいうちは自分の時間を犠牲にしてでも子供に愛情を持って接してあげることがイクメンとして大事だと私は思います。
育児を趣味として楽しむ
子供が成長する姿を見るのはパパにとって嫌なことですか?楽しいことですか?これを嫌だという人は居ないでしょう。子供の成長を一番近くで楽しく見守れる権利はパパとママしか持っていません。
育児をしないパパはこの権利を放棄している事と同じだと思います。子供の成長を趣味として楽しめるなら、これ以上に楽しめる趣味は他に無いのではありませんか?是非、育児を趣味として考え、一番近くで子供の成長を楽しみましょう。
イクメンを広めたのは誰?
そもそもイクメンという言葉は誰が何のために作ったのでしょうか?作った人の真意は?自分なりに探ってみるとなかなか興味深い内容だと感じました。
育児を趣味といってはばからない男性のことであり、子育てを楽しみ、自分自身も成長する男性のこと。または、将来そんな人生を送ろうと考えている男性
2010年6月に、当時の長妻労働大臣が少子化の打開策の一つとして「イクメンという言葉を流行らせたい」と国会で発言したことが、広まったきっかけだと言われています。
それに合わせて厚生労働省が運営するイクメンプロジェクトには上記のような事が書かれてあります。これは育児に興味がない男性に対して育児をする事で世間的に認めてもらうために作った言葉ですが、裏を返せば育児は女性のするべきことだと言っているようにも感じます。
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イクメンの基準はどこ?
育児をする女性を「イクジョ」「イクウーマン」などと言いませんが、育児をする男性をイクメンと呼ぶのは私個人の考えとしては男尊女卑のように捉える事も出来ます。
ただ、イクメンという言葉はある程度浸透しているのでこの言葉の定義をどう捉えるかは人それぞれの価値観によって大きく変わってくると思います。
全く育児をしないパパが少しでも手伝ってくれれば、そのママからすればパパはイクメンに見えるかもしれません。逆に普段からしっかり育児をしているパパが少し育児をしなくなればアナタはイクメンじゃない!なんていうママも居るかもしれません。
結局イクメンの定義は「育児を積極的に楽しんでする男性」ですが、イクメンの基準は夫婦間の価値観や第三者の目にどう映っているかが判断基準になるのではないでしょうか?自分ではイクメンだと思っていてもママは物足りない、パパは育児を当たり前だと思ってしているのに周りからイクメンだと言われる。
難しいですね。
まとめ
イクメンの定義やなるために必要な事を書きましたが、結局は人それぞれの価値観で決まってしまうのでイクメンにこだわる必要はありません。
俺はイクメンになるぞ!や、俺は仕事が忙しくて育児が出来ないからイクメンにはなれないな・・・なんて考える必要は無いのです。
タイトルと結論が矛盾してしまうかもしれませんが、パパは自分が出来る範囲でめいっぱい育児を楽しむことを一番に考え、夫婦間の絆をより強いものにできる事を頑張れば自然と周りからはイクメンと言われるようになります。
育児をしっかりする人ほど自分のことをイクメンだと言わない人が多いように感じます。逆に何もせずに少し子供と遊ぶだけでSNSに拡散するような自称イクメンは何もしていない人が多いかもしれません。
誰がイクメンで、誰がイクメンじゃない、なんて事は重要ではありません。定義が気になったり、イクメンになるために必死になることもいいですが、周りの目や意味ばかりを気にしすぎないようにしましょう。
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