パパが子供に夏休みの宿題をやる気にさせる方法

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夏休みの宿題がなかなか進まない子供のためにしてあげるべきこと

毎年やってくる夏休み、悩みはやはり子供の宿題でしょう。小学校高学年なんかになればある程度自分で計画性を持って進める事が出来るようになりますが低学年のうちはまだまだそういうわけにはいきません。

今日は低学年のお子様向けの子供に宿題をやる気にさせる方法を書いていきたいと思います。

子供をやる気にさせる方法は沢山あります

宿題をやる気にさせる方法なんていくらでもあるんです。例えば宿題を全て終わらせたら欲しいものを買ってあげる、お小遣いをあげる、など。

でもこれってあまり子供のためになりません。これをやってしまうと何かにチャレンジする度に子供からせがまれてしまう可能性がありますし、断ってしまうと子供のやる気が極端に無くなってしまいます。

子供が夏休みにパパとしたい事をご褒美にしよう

子供が夏休みでもパパは仕事ですよね。結局ゆっくり出来るのは土日だけです。子供の宿題のために土日を潰すくらいの覚悟はある程度必要になりますが、夏休み中に宿題を終わらせないと親も子供も恥ずかしい思いをしてしまいます。

なのでそうならないためにもパパは自ら進んで休みを犠牲にする必要があります。

では本題に戻ります。子供にパパと夏休み何がしたいか聞きましょう。山で虫取り?川で魚釣り?海で海水浴?映画を見に行きたい?なんでもいいです。子供がパパとやいたい事が決まればそれをご褒美に宿題をやる気にさせてあげましょう。

できれば紙に書いて子供の目の届く場所に張っておくといいですよ。無意識に頭の中に刷り込むイメージです。

何でも頭ごなしに怒ってやらせる方法はもう古い?

小学校低学年だとなかなか自分から進んで夏休みの宿題をやってくれる子供って少ないと思います。女の子ならマセてる子だとやったりする事もあるようですが男の子の場合だとそうはいきませんよね。

私にも2年生のわんぱく坊主が居ますがなかなかいう事を聞いてくれません。ママは毎日のように宿題をしろと怒っていましたが、なかなか子供の手は進みませんでした。自分たちが子供の時は宿題をしなかったらよく怒られたり叩かれたりした記憶があります(笑)

 

でも、そのやり方って今の時代には合わないですよね。怒れば宿題をやってもやる気がないままの状態なので間違いだらけになってしまいます。それを親が見て単純なミスの連発でまた怒ってしまうと言う悪循環に陥ります。

同じ年の子供を持つパパやママはそんな経験ありませんか?怒りたくないのに怒ってしまう。

何をやらせるにしても怒る事が一番手っ取り早いですが、それでは子供の成長は見込めません。いかに子供が自分から進んで宿題をするか、が大事なんです。

 

これから書くのは私が実際に実行してきた方法なので全ての子供に当てはまるわけではありませんが、ある程度効果は見込めると思います。

 

子供の気が逸れるものは目の届く場所に置かない

小学校低学年といえばまだまだ注意力散漫ですよね。視界の中で見えるもの、動くもの、聞こえるもの全てに反応してしまいます。ましてや自分がやりたくない事をやっている時は特に顕著だと思います。

 

我が家では、普段からそうなのですが宿題をする時はテレビはつけません。小学生の下にまだ2人子供が居るのですが、別室で遊ばせるようにしています。最近の子供はテレビが大好きです。親や子供が楽しそうにテレビを見ている隣で宿題なんか絶対出来ません。また、後ろで兄弟が遊んでいると気になって宿題に集中出来ませんよね。

 

夏休みの宿題は特に量が多いです。毎日そんな環境ではまず、間違いなく終わりません。障害になるものは全て取り払って集中できる環境を作ってあげましょう。

パパは宿題をしている子供の隣で座って見ているだけで大丈夫

普段の宿題の事でよく怒るのはパパですか?ママですか?この場合、隣で座ってあげるのは怒らない方の親が座ってあげてください。我が家ではママがよく怒るので、先にママを座らせた場合の話をします。

 

よく怒る親が隣に座ると子供は萎縮してしまいます。宿題に集中できず、親の顔色ばかり伺って宿題どころではありません。いつ怒られるのか分からない緊張状態では頭も働かないのは大人も同じだと思います。

「宿題をしないとママに怒られる・・・」

常にこんな状態のままでは全く捗りませんよね。怖い上司がずっと隣で居ては仕事が出来ないと思ってもらえば分かると思います。

 

なので、隣に座るのは怒らない方の親が座ってあげてください。宿題をしている姿を見ているだけでいいです。読書などもいいですが、漫画はやめましょう。子供の気がそちらに移ってしまいます。スマホは絶対にダメですよ。

 

出来るだけ子供がリラックスして宿題に集中できるようにするのも親の役目です。まだ低学年なんですから自主性を求めるには早過ぎます。

1日の目標を一緒に考えてあげよう。宿題の時間は1日1時間を目標にする。

今日はこれだけやりなさい。いきなりこのように言うのはダメです。子供にも得意、不得意はあります。まず一緒に宿題の内容を確認してどこまで出来そうか一緒に考えてあげましょう。

計算ドリルや国語ドリルなど1ページずつ捲りながら一緒に目を通していきます。1ページ毎に子供に話かけてあげましょう。

「これは自分ひとりで出来る?分からない問題はありそう?」

こんな感じで大丈夫です。先に親は子供が出来なさそうな問題を把握しておく事が大事です。それを踏まえた上で子供が1時間で出来そうな量に+1ページを課してあげましょう。

低学年の宿題の内容なんて親からすると寝てても出来るような内容ですが子供にとっては難しい問題も多いです。宿題をしている間は横から見ていて例え間違えても口出しはしないようにしてください。

そこで躓いてしまうと、まだ残っている宿題に対してやる気を損ねてしまったり、焦ってしまいます。まずは気持ちよく宿題をさせてあげてください。目標のページに達するまでは見ているだけで大丈夫です。

間違っている問題は一緒に考えて正解したらしっかり褒める

ただ間違いを指摘してやり直しをさせてもなかなか子供が自力で正解にたどり着く事は難しいです。何度やり直しても間違い続けると宿題が嫌になってしまいます。なぜ間違えているのか?ただ答えを教えるだけではなく、国語や算数は子供の好きな事や好きなものを例えに出してヒントを出して答えを導いてあげましょう。

 

ちゃんと答えが出たらしっかり褒めてあげましょう。子供は怒るより褒めてあげた方がやる気も出るし頭にもしっかり入ります。怒って教えると怒られた事だけが頭に残る事が多いので何度同じ問題で間違えても決して怒らないことです。イライラしますし腹も立ちます。

「なんでこんな問題が分からない!?」

この言葉は絶対にダメですよ。

夏休みの宿題が全部終わったらご褒美はパパと2人で

全部宿題が終わっても結局家族と出掛けてしまうといつもと同じお出かけになってしまいます。2人で出掛ける事で子供に特別感を与えてあげることが大切です。

 

パパと2人で出掛ける事によってそれが楽しい思い出になり、また頑張ろうという気持ちにもなってくれるはずです。

 

子供の宿題は親にとって簡単なものでも子供にすれば沢山嫌な事があるようなものです。その嫌なものを頑張って楽しめるものに変えていくのが親の務めだったりします。

 

私はこの方法で去年子供と2人で宿題を終わらせて夏休み最後の週末に1日出掛けてきました。今年もそうするるもりです。あくまでも宿題をしてもらう一例として受け止めていただければと思います。