子供のオムツ離れはいつ?トレーニング期間はどれくらい?

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オムツをそろそろ卒業して欲しい。そんな事を考えている親は多いでしょう。周りの同世代の子供を持つ親から「ウチの子はもうオムツ無しでも大丈夫になったよ?」なんて言葉を聞いたら焦ってしまいますよね。ウチの子も早く卒業して欲しい!(家計的に・・・)

 

でもそんなに焦る必要はありません。小学生になってまでオムツをしている子供なんて居ないでしょ?オムツを卒業する事は絶対に出来ます。ただ、子供にも個人差があるので早く卒業させたいなら根気強く付き合っていく必要があります

トイレトレーニングはどうすればいい?

トイレトレーニングを始める時期は個人差があります。あとは周りの環境にも大きく左右されます。専業主婦でずっと家で子供を見ている、保育園に通っている、兄弟がいる、色んな状況を踏まえて色んな視点から考察してみましょう。

専業主婦のママとずっと家でいる場合

この場合、オムツ離れをして欲しいと思うママのタイミングでトイレトレーニングを始めてもいいと思います。ただ、あまり早い年齢から始める事は無意味なのである程度条件が揃ってから始める事をオススメします。

・ある程度喋れるようになってコミュニケーションがとれる
・オムツで排泄した事を嫌がる
・排泄の期間が一定時間空く

これらの条件全てが整えばトレーニングを始めても大丈夫です。年齢で言えば1歳半~2歳くらいでしょうか?コミュニケーションが取れなければトイレに行く事を伝えても理解できないですし、子供も排泄したい事をママに伝える事が出来ません。

 

また、コミュニケーションがとれるようになってもオムツで排泄した事を気にしていないのであれば、子供からするとトレーニングは嫌な事、面倒くさい事でしかありません。もし排泄を嫌がるようにしたいのであれば紙オムツから布オムツに換えると効果は抜群です。

 

コミュニケーションがとれて、排泄した事を嫌がるようになっても、排泄の頻度が1時間に1回だとママは休む暇がありません。オムツ履かせていても3時間くらい何も出ていないようになるまではママが疲れてしまいます。

 

なので上記の条件3つを全て満たして初めてトイレトレーニングを始める事が出来るようになります

保育園でトイレトレーニングってしてるの?

夫婦共働きで子供にトイレトレーニングをしてあげられる時間が無い、でも早くオムツ離れして欲しい。こう思っている親が一番多いのではないでしょうか?基本的に普通の認可保育園なら一通りのトレーニングは団体行動の1つでやってくれる場合が多いです。

 

朝、子供たちが集まって全員でトイレに行く、出ても出なくてもトイレに座らせる習慣づけをしてくれます。お昼前、お昼寝の前と後、など1日数回は決まった回数のトレーニングをしています。

 

保育園は基本的にウンチ以外のオムツは持ち帰りで家庭で処分する事が多いです。ある日を境に持って帰ってくるオムツが少なくなってきたらトイレトレーニングが上手くなってきている証拠なので家でも始めるようにしましょう。

兄弟が居るとオムツ離れは早い?

これは絶対とは言えませんが、1人っ子よりは早くなる可能性が高いです。下の子はお兄ちゃん、お姉ちゃんの行動を常に見ています。そして子供はトイレに行くときに大体いつも宣言して行きます。下の子はこの姿を見ていますし、トイレまで付いていったりします。

 

小さい子供は真似をする事が大好きです。兄姉の真似をしたがるようになれば自然とトイレに行く事をパパやママに伝えてくれるようになります。もしくは兄姉が行く姿を見せて、一緒に行ってする?と親が言ってあげましょう。

 

そうする事で自分の意思で自然とトレーニングに入る事ができます
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トイレトレーニングの方法は?

方法は人それぞれだと思いますが、間違ったトレーニング方法だけはしないように気をつけてください。それは怒る事です。トレーニングを嫌な事だと感じさせない努力が必要です。

トレーニング期間中は失敗しても怒らない

トレーニングをしていると絶対に遭遇するのが失敗です。当然の事ですが、失敗しないためのトレーニングなので親は絶対に怒ってはいけません

 

怒る事で子供は排泄をしたくなっても失敗すると親に怒られると思い、緊張して言い出せなくなります。結果、オムツで排泄を続ける事になり、子供からの事後報告ばかりが増えてトレーニングになりません。

出なくても褒めてあげる

よくある事なのですが、トイレに行くといって座らせても出ない時があります。そんな時は出ていないから怒るのではなく、ちゃんと出来たね、と褒めてあげましょう。排泄したくなり、トイレに座れば褒めて貰えると子供は思い、その都度トイレに行く事を口に出すようになります。

 

ただ、何度も頻繁にトイレに座るだけで何も出ない状態が続くのであれば、ちゃんと出ていない事を伝えてあげましょう

 

トイレを楽しい場所に変えてあげよう

子供は大人用の便器に座る事が出来ないので子供専用の便座を用意してあげなければなりません。最近では音の鳴る便座が多いのでトレーニングが成功した時だけ音を鳴らせるようにしてあげましょう。

 

ちゃんとトイレで排泄が出来ればスイッチをON,排泄できなければOFF、といった感じで大丈夫です。

 

その時は親が成功したから鳴った、失敗したから鳴らなかった、という事をしっかり伝えてあげる事が必要です。成功すれば子供は楽しいことが出来ると思って頑張れます。

トレーニングの期間は?

これは状況などは一切関係ありません。専業主婦のママが見ていても保育園に預けていても兄弟が居ても大差ありません。完全に個人差の部分が大きいです。とにかく長い目で見てあげることが大切です。必要なものは親の忍耐力、これだけです。

 

上記に書いてあるトレーニング方法を根気強く続けていれば絶対に成功します。紙オムツのまま続けるのであれば半年ほどで8~9割成功することが出来るでしょう。

早くトレーニングを終わらせたい人は布オムツで

この場合は最初に少し書いたのですが、紙オムツから布オムツに変える事です。最近の紙オムツは水分の吸水性が高く、子供に与える不快感が非常に少ないです。オムツの性能が良くなるにつれて子供オムツ離れが遅くなっている、なんてデータがあるくらいです。

 

なら昔のオムツにすれば早くなるのでは?と考える事は普通の事ですよね。そういう時は布オムツにしましょう。布オムツにする事で子供の不快感は1回の排泄でMAXになります。大人ならビショ濡れになったTシャツを着ているような感覚です。

 

排泄をするたびに不快感がMAXになるのはさすがに子供でも嫌がります。なので自然とトイレでする事を覚えさせる事が出来るのでトレーニング期間は短くなります

上手くいくようになっても寝る時はオムツを

起きている間は上手くいっても寝ている間はまだまだ油断してはいけません。大人と違って子供はまだ寝ている間は排泄をコントロールできません。どんなに早くオムツが取れても3歳半くらいまではオムツを履いて寝るようにしましょう。

 

油断してパンツで寝かせて朝起きたら布団に世界地図が、、、なんて事になると目も当てられません。最低でも1ヶ月間寝ている間もオネショをしなくなるまではオムツを続けましょう。

まとめ

オムツって安いものではありませんし、消耗品だから早く終わらせたいですよね。だからといって急に出来るようになることではありません。何度も言いますがオムツ離れは個人差の部分が非常に大きいです。

 

4歳になってもオムツを履いている子供も居ます。なので「ウチの子だけなんでまだオムツなの・・・?」なんて思う必要はありません。根気強く長い目で我が子の成長を見守って行きましょう。
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