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子供が小学校に入学したりすると周りでゲームをする友達が増えてくると思います。1度は我が子にゲーム機が欲しいとねだられた親もいるでしょう。それでもゲームを子供にさせたくない親も多いと思います。
欲しがる子供にただ買い与える事を拒否するだけでは子供はなぜ自分だけ買ってもらえず、友達は買ってもらえるのだろう?と子供ながらに考え、疑問に思うでしょう。ゲーム機を欲しがる気持ちを納得させるには子供と話し合いが必要です。
もしくは、ゲーム機を欲しがってもする時間を与えないような生活環境を作ってしまえば自然と子供はゲーム機を欲しがらなくなっていきます。その場合は親の意識改革も必要になるのでそのあたりを説明したいと思います。
他の事に興味を持たせるようにする
これは私の体験談も含めて書いていきますが、子供がゲーム機が欲しがる理由は周りの友達もしているから、話についていけないから、といった事から子供が今一番興味があるのはゲーム機になってしまっているのだと思います。
それなら他の事に興味を持たせてしまえばゲーム機に対する欲がなくなるのではないか?と思い、私は子供に習い事をさせるようにしました。
スポーツをさせる事でゲーム機に対する興味を逸らせる
小学校に入れば学校のクラブ活動や地域のスポーツクラブでスポーツをさせる事をオススメします。もしパパが学生時代に何かスポーツをしていたなら子供に同じスポーツをさせてあげたいと思う人も多いのではないでしょうか?
仲のいい友達が何かスポーツをしているなら同じクラブ活動をさせるのもいいでしょう。大事なことはとにかくゲーム機の事を考える時間を減らす事で興味が薄れていく事です。それに伴い、子供ながらにスポーツを楽しみ、ゲーム機よりも今やっているスポーツが楽しいという気持ちにさせる事が大切だと思います。
毎日学校が終わってからスポーツをすることで子供は自由な時間が無くなり、帰ってきても疲れているのでご飯を食べて宿題をしてお風呂に入ると放っておいても勝手に寝ていますよ。
本を読む楽しさを伝えてあげる
本を読んで聞かせてあげるのは幼稚園あたりまで、なんて思っている親は多いと思います。しかし、本を読むチカラを養うことは非常に大切です。本を読む事で国語力を身に付ければ他の勉強にも後々しっかりと生きてきます。
ただ難しい本を買い与えるのではなく、親が一緒になって読んで楽しい子供の年齢より1つ2つ上の本を買って一緒に読んであげましょう。慣れてくると子供のほうから新しい本をねだって来るようになります。
これは私の教育論ではなく、知人(年齢は20歳上)の方の育児論です。この人の息子は徳島で有名な学校を主席で卒業し、大学でも特殊分野で全国トップクラスになり、現在は20代で日本でとても有名なIT企業の重要なポストに就いています。
この息子さんと話した事があったのですが、彼はハッキリと言ってくれました。
「自分がここまで成れたのは小さい頃から沢山本を読んできたからだと思う」
彼は塾に1度も通った事が無くても成績は常に1番で、今では英語もペラペラになっています。
子供と一緒に本を読んであげるという事は簡単なようでとても難しい事ですが、もし勉強が出来る子供に育てたいと思うなら塾に通わせる前に本の読み聞かせと、本を好きになってもらう努力を親がしてみましょう。
ゲーム機は無くても親のスマホで事足りる
「DSが欲しい」「Wii-Uが欲しい」こう言われて本体が欲しいのか、それともやりたいゲームがあるのか子供ってよく分からない場合がありますよね。ゲーム機1つで20000円前後、付随するソフトが5000円と考えると決して安いものではありません。
でもスマホのアプリで事足りる場合も多いです。我が家では1日30分だけスマホゲームを許可しています。それだけで今は十分満足しているのでゲーム機が欲しいという事はありません。
でも1つ気をつけて欲しいのは親が子供の前でずっとスマホを触る事は控えるようにしてください。子供は親がスマホを触っているとずっとゲームをしていると思っている場合があります。パパやママはずっとゲームをしているのになんで自分はダメなの?とならないようにスマホを触るなら子供が寝静まってからにしてください。
達成できそうでギリギリ届かないような目標を
もし子供にゲーム機を買い与えてもいいか迷っている場合、ただ何もなく買い与える事はオススメしません。ゲーム機が高額なものになる事は最近の小学生は知っています。誕生日やクリスマスでもなければ買う必要はありません。
もしどうしても欲しいならしっかりとした目標を子供に与え、達成できれば買い与える約束をしましょう。
勉強で目標を設定する場合
小学生になればテストがあります。例えば100点がなかなか取れない子供なら目標を100点を取るという目標ではなく、100点を連続で○回取るなどにしてください。1回だけ100点を取るために必死に勉強してゲーム機を買い与えて成績が悪くなってしまった、なんて事になると本末転倒になってしまいます。
簡単な目標を設定するのではなく、子供が頑張ってもなかなか達成出来そうで出来ない目標を設定する事によって子供に勉強する意欲を持たせ、成績の向上に繋げる事が出来るようにしてあげる事が大切です。俗に言う
「ニンジンぶら下げ作戦」ですね。
うちの子はテストでまだ1度も100点を取った事が無いので試しに1回100点を取ったら好きなものを買ってあげると伝えたのですが、勉強しても取る事ができませんでした・・・
子供にも向き不向きがあるみたいなのでそのあたりもしっかり親が見極めてあげましょう。
スポーツでも目標を設定しよう
小学校に入ったばかりでスポーツをさせても最初は遊びの延長のような感じになってしまっていると思います。その中で目標を作ってあげることは難しいかもしれませんが子供が頑張る姿を見るのは親としても楽しく見られると思います。
我が家の場合ですと、サッカーをしています。ゲーム機ではなかったのですが見に行きたい映画があるとの事でサッカーのリフティングが50回出来るようになれば連れて行くという目標を設定しました。
当時1年生で10回も出来なかった時にいきなり50回という目標は高いかもしれませんが、いきなり50回という目標を設定するのではなく、最初に100回と伝えると絶対に出来ないと拗ねるのを見越した上で50回という半分の数にしました。
100回が50回に減った事で子供はやる気になってくれたようで練習中はずっとリフティング、家でも休みの日はずっとリフティングの練習をしていました。勿論達成するまでに半年はかかったと思います。
映画はだいたい半年するとDVDのレンタルが始まるので映画館で見るなら1000円でもレンタルなら100円200円で済みます。子供は上達するし見たい映画もレンタルで見えて一石二鳥ですね。
今回はサッカーで例えましたが、野球でもバスケットでも何でもいいです。とにかく少し難しい目標を設定するなら最初に無理な目標を伝えたうえで後から少し難易度を下げた目標を設定してあげましょう。
何事も上達する事でさらにスポーツに対して意欲が沸いてあまりゲーム機の事を言わなくなることもあります。
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ゲーム機はあるけど親の本音はあまりさせたくない
基本的な事ですが、ゲーム機があるからと言ってずっとゲームをさせてる親は少ないと思います。居ないと思いたいのですが、親がゲームが大好きでずっと子供とゲームをしてる人も中にはいると思いますので。
ゲームの時間を決めるのは当たり前のこと
ゲームは1日1時間。私も子供の頃よく言われました。1時間を過ぎて捨てられたり壊されたりする事もありました。しかし、物を壊したり捨てたりする事は私はあまりオススメしません。
捨てられたり壊されてもまた買う羽目になる場合があるのでお金の無駄になってしまいます。
ゲームの時間をキッチリ決めて約束を破れば3日間禁止、1週間禁止などの約束をしましょう。約束を守らないと好きな事が出来なくなる、自分が困るという意識を小さいうちからしっかりと植え付ける事が大切だと思います。
ゲームをするなら条件をつける
ただ時間を決めてゲームをさせるのではなく、出来ればゲームをする事に条件をつけてあげることも大事です。例えばゲームをするなら先に宿題や翌日の学校の準備をしっかりする、など何かしらの条件を出す事でゲームをする為に何かをしなければしけないという意識を子供に持たせてあげましょう。
何事も条件をつけることから始まって習慣化してあげることが出来れば、宿題や学校の準備等は忘れ物の予防につながる事にもなります。最初のうちはしっかり親がチェックをしてあげる事も大切です。
ゲームをしたいが為に適当に宿題を済ませ、準備も中途半端になるようならゲームは禁止する、といった具合に最初のうちはしっかりチェックしてあげましょう。ある程度自分で出来るようになっても抜き打ちでチェックしたりすると効果的です。
ゲームをする事すべてが悪ではない
少し前に「ゲーム脳」という言葉がマスコミやメディアを騒がせて言葉だけが独り歩きした時期がありましたが、この言葉を最初に言った人は全くの専門外の人であり、当時のマスコミやメディアが勝手に作り上げた悪いイメージに過ぎません。
ゲーム脳とは、ゲームばかりしているとキレやすくなる、1度ゲームを始めたら止められなくなる、凶悪犯罪を犯した人の家にはゲームが沢山あったからゲーム脳だ!などマスコミが過剰に騒ぎ過ぎた上に出来た勝手なイメージだという事を知らない大人が非常に多いです。
最近のゲームは良くできている
DSなら漢字や計算が出来るゲームや、Wiiなら運動不足を解消するゲームなど、大人と子供が一緒に楽しめるものが多くあります。ゲームをすることで計算が得意になったり漢字が得意になったりといい影響を与えるものもありますのでそういうゲームなら積極的に取り入れてもいいかもしれません。
しっかり頭と手を使うものなら私は問題ないと思います。ただ目にはあまりよくないのではやりやり過ぎには注意しましょう。
ゲーム脳と言われる子供は親の責任
そもそも何も実証の無い言葉だけが独り歩きした言葉を鵜呑みにするのは間違いです。例えば他所の子供がゲームばかりしている。そして非常に問題児である、といった場合、「あの子はゲーム脳だから切れやすいし問題児だ」なんて考える事は間違いです。
そもそもゲームばかりしているからゲーム脳では無く、ゲームばかりさせている親の教育が根本的に間違っているから問題児になってしまっているのです。
その親は子供がゲームをしているとおとなしくしてくれるからずっとさせている、親もゲームが好きでずっとしている、といった家庭に問題がある場合が非常に多いです。
よく出来ているが故の弊害もある
最近のゲームは映像が非常にリアルになっています。映像を見ると本当のテレビの映像と見間違えてしまうほどにリアルです。ただ、あまりにリアルを追求し過ぎてしまい、表現等も過激になってしまっているものもあるので大人は注意してあげましょう。
そのようなゲームを子供に見せたくない、させたくないと考えるべきです。もしパパがそういうゲームが好きなら子供が寝静まってから1人でひっそりとやりましょう。
銃で打ち合うゲームや血が飛び散るようなものは絶対に子供の前ではしないようにしましょう。百害あって一利なしだと私は思います。
まとめ
ゲーム機に1度も触れることなく大人になる事は99%あり得ませんが、触る時期を少しでも遅らせる事は親の努力次第ではいくらでも可能です。本当に欲しいなら自分でお小遣いを貯めて買わせるといった事が一番いい方法だと思います。
お金の大切さ、貯める事で欲しいものが買えるという達成感を自然に体験できるからです。
また、ゲームをするならしっかりとルールを決めたり、目標を設定してあげることで子供に簡単にゲームは出来ないと思わせてあげれば、少しでもゲームに触れる機会を遅らせる事ができます。
ゲームが不要なものとまでは言いませんが小学校低学年のうちから必要なものだとは思えません。最近では公園でDSを持って集まって皆でゲームをしたりする光景をよく目にしますが、ゲームが無ければ友達と遊べない、といった状況になってしまうまでは必要ないと思いますし、ゲームが無ければ遊べない友達なら他にゲームをしない友達と遊ぶように促してあげるのも親の務めです。
ゲームをさせたくない、買い与えたくない親が1つでもタメになる話があったなら私としては非常に嬉しく思います。
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