父親が育児から逃げるのはなぜ?母親に気をつけて欲しい事は?

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男という生き物はどうしても嫌な事、苦手な事から自然と足が離れていってしまう傾向にあります。

 

なぜ育児に参加しない父親がいるのか?育児から逃げないようにするにはどうすればいいのか?これは父親だけの問題ではなく、母親にも責任はあります。母親は子供を身篭った時から母親としての自覚が芽生えますが、父親には自覚がありません。

 

父親への自覚が芽生えるのはいつから?と思う母親は多いのではないでしょうか?まず、父親としての自覚を持ってもらうためには父親の前に男というものを母親は理解したうえで気をつけなければいけないことがあるし、知っておかなければいけないこともあります。

父親とはプライドの塊である

男性が最も大切にしている価値観は「順位」や「序列」ですつまり、勝ち負けを常に意識しているということになります。これは日本特有かもしれませんが、男性は女性よりも周りから期待される事が多いからではないでしょうか?

 

子供のときから常に勉強やスポーツで順位をつけられる中で成長してきたので、それが大人になっても意識の中に染み付いているからなのかもしれません。それ故に何に対してもプライドが高くなってしまうのだと思います。

上から目線の言い方では動かない

まず父親に育児をしてもらう為には母親がどれだけ上手く父親をノセられるかが重要なポイントでしょう。プライドの高い父親は上から目線で言われたり命令口調で頼まれたりすると逆にへそを曲げてやる気があっても動きません。

 

男をその気にさせるならお願いする、父親じゃなきゃ出来ない、という存在を認めた上で気分良く出来るように仕向けてあげる事が大切です。

 

間違っても言ってはいけない事は

・なんで出来ないの?分からないの?

・○○やっておいて

・もういい

 

などの見下したり、命令したり、見放すような言い方をすると今後何があっても絶対に手伝ってくれなくなります。母親からすれば嫌かもしれませんが、日本男児とはそういうものです。しっかりと性格を把握した上で口に出すように気をつけましょう。

母親は父親を掌で転がすくらいの余裕を持って

育児で疲れているのに父親にまで気を使った言葉を投げかけなければ動かないのは男としてのプライドがあるからです。別にイクメンになって欲しい、積極的に育児に参加して欲しいとまではいかなくても困ってる時くらは助けて欲しいと思いますよね?

 

それなら母親である自分が心にゆとりを持って色々お願いしてみましょう。その上でしっかり感謝の言葉を伝えることです。

 

プライドが高くても男とは単純な生き物です。言葉一つで簡単に気分を良くしたりするんです。掌の上で転がす、躍らせるくらいの余裕とゆとりを持って低姿勢で話しかければ調子に乗って出来る事はやってくれるようになります。

男とは負けず嫌いである

父親が負けず嫌いの対象は母親にも向けられる可能性があります。何か言えばすぐにムキになったり、極端な行動に出たり、急にパタッと止めてしまったり、とにかくプライドが高いゆえに思いも寄らない行動に出る事が多々あります。

 

その負けず嫌いの父親のプライドを保てるように気をつけましょう。その中で必要な存在である、父親でなければダメだ、と自覚できるポジションを家庭内で与えるようにしましょう。

 

そうすれば仕事も育児も頑張れる父親になってくれるでしょう。
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父親は子育て初心者である

母親は妊娠・出産を経てある程度スムーズに妻から母親になることができますが、父親は旦那からなかなか上手く移行できません。逆に旦那から子供に退化してしまうことは多々あります。

父親になっても何をしていいのか分からない

妻の妊娠・出産を一番間近で見ていても子供が産まれてから何をどうしていいのか分からない。プライドの高い父親でも子供は大切だからとにかく言われた事を手伝うけど母親に怒られて結局何も出来ない。

 

このような経験をしている人は多いのではないでしょうか?何も分からぬまま訳の分からない事を言われて出来なくてダメ出しされて結局育児から遠ざかってしまう。

 

育児から父親が遠ざかってしまう原因の1つに母親の父親に対する言動があるのではないでしょうか?いきなり何かを頼む事は不可能です。まずは母親が疲れていても大変でもしっかり親身になって教えてあげることが必要です。

父親に高望みをしてはいけない

とにかく育児初心者の父親にハードルの高い育児をお願いしてはいけません。サッカー初心者にいきなり試合に出てゴールを決めて来いと言ってるようなものです。

 

あまりに要求が高いと嫌になり離れてしまう可能性があります。母親は子供ばかりに気を取られるのではなく、しっかり父親ともコミュニケーションを取りましょう。そうすれば父親に出来る事、出来ない事が会話の中で見えてくるかもしれません。

 

その中でまずか出来そうな簡単な事からお願いしてみましょう。経験を積めば自信にもなるし、少し高い要求にも応えられるようになるかもしれません。

育児から逃げ出させない

家族は大事、母親も子供も大切に思っている。でも仕事が忙しかったり、家に帰っても何をしていいのか分からない。こう思っている父親は多いです。

 

子育てもしなければいけない、母親ともうまくやっていかなければいけない、でもどうしていいか分からないと思っています。仕事で疲れて帰って育児を手伝っても上手くいかず母親に怒られたりする日々が続くと父親は「逃げてしまう」かもしれません。

 

家に帰るのが嫌になり、無理な残業を続けたり、帰って来ても1人部屋に閉じこもったりと、とにかく逃げの姿勢を出すようになります。酷くなれば週末1人で飲みに出かけたり休みの日は趣味に没頭したりと、完全に気分は独身状態に陥る可能性も。

 

そうなってしまうと最悪「離婚」という二文字が浮かぶかもしれませんが、そんな事で父親を現実逃避させてはいけません。

 

父親が悪い、母親が悪いではなく、家庭にとって、子供にとって父親はとても大切な存在です。それを父親自身に理解してもらいましょう。

 

大切な事は父親が「家庭内の現状を理解する」ことと「毎日の生活の中で心地よく居られる」ということです。息苦しい生活では逃げ出したくなる気持ちになっても仕方ありません。責任感が無いと思うかもしれませんが、そういう現状を作っているのは夫婦両方であり、父親だけのせいではないのです。

 

母親は父親がそういう風に思えるようにしっかりと思いを伝え、逃げ出させないように一緒に家庭を作る努力をしてあげましょう。

まとめ

書いてる内容を見ると父親は楽ばかり、何かあれば全て母親が悪いという風に捉えられるかもしれませんが、子供が産まれてすぐに何でも出来るスーパーマンは居ません。

 

父親をイクメンにするのもダメな父親にするのも母親の言動1つです。

 

母親は後々楽な育児を望むのであれば、最初は子供が2人居るくらいの気持ちで望んだ方がいいかもしれません。子供を育て、旦那を父親へと育てることが円満な家庭を築くために大切な事ではないでしょうか?

 

大変かもしれません。男は身勝手だと思うかもしれません。しかし、そういう人と結婚したのは母親自身です。プライドの高い育児初心者を逃がさないようにするために上記で書いたことに気をつけて良き父親を育てる事も育児の1つとして楽しむ余裕を身につけてください。
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