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毎年この時期になると猛威を振るっているインフルエンザ、大人も子供も注意が必要ですね。
幼稚園や保育園では学級閉鎖が相次ぎ、我が子も他人事では無いと感じる父親、母親も多いと思います。
実際に子供がインフルエンザにかかってしまった場合、夫婦共働きの家庭ではどうすればいいのでしょうか?インフルエンザと診断されてから対処するのでは遅く、色んな人に迷惑をかけてしまうことになるかもしれません。
急な子供のインフルエンザにも対応できるように事前に準備が必要です。もちろん準備というのは熱が出たりすれば体に貼る冷却シートや大量の水分も必要になりますが、1番は会社への対応が重要だと思います。
子供がインフルエンザにかかってしまうと夫婦どちらかが仕事を休んで家で看なければいけません。しかし、突然の休暇に対応できる会社に勤めていればいいですが、中には急な休みに嫌な顔をされる会社も少なくありません。
では急な子供のインフルエンザに両親はどのような対応をすれば仕事先で迷惑をかけずに済むのでしょうか?共働きが当たり前の現代では必ずしも妻が休まなければいけないという事もありません。
休めるのであればどちらでも構わないので、まずはしっかりと子供が看える環境づくりをしておきましょう。
子供を看える環境づくりのために少しでも参考になれば幸いです。
Contents
まず最初に必ず準備して欲し事
インフルエンザが流行る時期は必ずと言っていいほど1月~2月にかけてです。
この時期は空気が乾燥してインフルエンザにかかりやすい体になってしまいます。というのはインフルエンザは喉からきます。空気が乾燥するとそれに比例して喉も乾燥してしまいます。こうなると、喉の防御機能が低下してしまい、インフルエンザにかかりやすくなってしまうのです。
喉をインフルエンザから守るためにも室内、特に家庭では加湿器を事前に準備して乾燥から喉を守りましょう。
また、幼稚園や保育園に提出する緊急連絡先は必ず本人の携帯ではなく、優先順位は1番を会社にしておきましょう。
なぜなら、何かあった場合、会社に1番に連絡があると会社は幼稚園や保育園で子供に何かあったのだとすぐに分かります。そうなると会社は急な対応をせざるを得なくなってしまうからです。
これが本人の携帯に直接だと信ぴょう性に欠ける場合もあったりします。
細かい事かもしれませんが、緊急連絡先の順番は
↓
妻の携帯
↓
夫の携帯
これにしておくことが望ましいでしょう。
子供がインフルエンザになったら仕事はどうする?
流行り病のインフルエンザを避けて生活することはとても難しいです。子供のクラスに1人でも患者が出てしまうと一気に広がっていきます。もちろん自分の子供は大丈夫だという保証はどこにもありません。
インフルエンザが流行る時は必ず幼稚園や保育園から注意の手紙があります。そういうプリントは必ず夫婦で目を通しておきましょう。もしかしたらうちの子がなるかもしれない。これくらいの心構えは必要です。
では心構えの他に必要な事は何があるでしょうか?
夫婦共にフルタイムの場合
お互いにフルタイムの場合、社会的立場は対等です。必ず妻が仕事を休まなければいけないという決まりはありません。まず最初に直近の上司などに子供の周りでインフルエンザが流行っている事を耳に入れておおきましょう。
少し大げさでも構いません。自分の子供がかかってしまった場合に、急な休みや半休をもらえるように相談しておく必要があります。
会社も急に休まれるよりは事前に把握しておけば大きな問題になる事は無いでしょう。
夫フルタイム、妻パートの場合
この場合、出来るだけ妻が仕事を休むようにするのが一般的ですね。パートと社員では立場が違うので休みを取るのも社員ほど難しくありません。
それでもいきなりシフトに穴を空けてしまうのは良くないので事前に上司の耳に入れておくことをお忘れなく。また、自分が急な休みで代わりに働いてくれる別のパートさんにも事前に頭を下げておく必要もあるかもしれません。
とにかく仕事を休む場合は出来るだけ迷惑をかけないように事前に準備しておくことが大切です。
自営業の場合
夫婦で自営業を営んでいる、もしくは夫だけで妻は専業主婦、パート、フルタイム、様々な状況がありますが、自営業の場合は仕事をするも休むも全て自分の都合次第です。
子供が心配であれば急な休みも必要ですし、休めないのであれば上記に書いてあるように妻にフルタイム、パートの対応をしてもらうべきです。
もう一度書きますが、できるだけ迷惑をかけない方法を事前に考えておきましょう。
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夫婦互いに仕事が休めない?そんな場合は?
仕事の都合や立場上、どうしても休むことができない、もしくは言い出せない時がある人も居るのではないでしょうか?そんな時にどうすればいいのか?
仕事は絶対に休めない?そんな事はありません。もちろん一定の条件付きですが、必ず休むことができます。
これを知っているか、知っていないかで大きな差が生まれてきます。是非知っておいてください。
子供が幼稚園以下の場合
子供は大きくなるにつれて体力もつき、免疫力も強くなってくるので病気にかかりにくくなっていきます。逆にまだまだ小さいうちは体力も無く、免疫力も低いので病気になりやすいという事です。
そして当然急な病気にもなりうる可能性があるという事です。
では幼稚園以下の小さな子供がインフルエンザになってしまった場合、仕事は簡単に休むことができるのでしょうか?
子供が小さいうちは看護休暇が使える
この看護休暇というのは、実際に法律でも定められた正式な急に仕事が休めるという子供を持つ働く親からすれば非常にありがたい制度なのです。
小学校就学前の始期に達するまでの子を養育する労働者は、その事業主に申し出ることにより、一の年度において5労働日を限度として、負傷し、又は疾病にかかった子の世話を行うための休暇を取得できる
引用元:厚生労働省HP
このように国で決められた立派な法律があり、会社はこれを拒むことはできません。もちろん年間を通して5日間という縛りはあります。
書いてある通り、小学校就学前とは幼稚園や保育園に通っている子供のことです。
看護休暇が使えない?
実はこの看護休暇は使えない場合があります。その条件は以下の2つ
・勤続6ヶ月以内の労働者
・週の労働日数が2日以下の労働者
つまり上記の2つのどちらかに該当する場合は看護休暇が使えないということになります。
子供の事を思うなら中途半端に仕事を転職したり、極端に少ないシフトでのパートタイムは避けるようにしましょう。
看護休暇を知らない会社は多い?
実はこの看護休暇というのはあまり知られていません。小さな会社の経営者だと99%知らないのではないでしょうか?もちろん勝手な憶測なので知っている経営者の方、申し訳ありません。
最近では子供の育児がらみのパワハラ、モラハラが叫ばれていますが、看護休暇や育児休暇は国で定められた立派な法律です。これらを守れない会社はこの先、何かあっても社員を守ってくれる会社だと私は思えません。
もし看護休暇が許されないのであれば労働基準監督署などに思い切って相談するべきです。
まとめ
急な子供のインフルエンザは共働きの親にとっては緊急事態であり、大変な事です。
流行る前にしっかりと準備しておくことが大切です。会社への配慮や事前連絡は親として社会人としてきちんとしておくべきでしょう。
急な休みで同僚や会社に迷惑をかけることなく、父親、母親の両方が柔軟に対応できるように準備してください。
もちろん、幼稚園や保育園から電話がかかってくる時は急な場合が殆どです。そういった時のために看護休暇という制度があります。もし、インフルエンザが流行っているのなら事前に勤め先に対して看護休暇を訪ねてみるのもいいでしょう。
知らない上司がいるのであれば、理解をしてもらえるように慎重な説明が必要になります。
子供を持つ親が守られるべき大切な法律であり、権利です。使わないことに越したことはありませんが、緊急事態には遠慮なく使いましょう。
インフルエンザは気をつけていてもなってしまう場合があるので油断することなく、しっかり準備しておくことが大切です。
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