毎年日本の春の風物詩となっているお花見、子供が居る家庭であれば子供と一緒に桜をバックに写真や動画を撮ったりして楽しく家族で過ごしたいと思う人も多いのではないでしょうか?
しかし、子供を連れてのお花見って色々と気を使ったり気を付けなければいけないことが沢山あります。
子供を連れてお花見に行くのにおススメの場所というのは決して桜の名所というわけではありません。子供を連れて行っても大丈夫という認識で読んでいただければと思います。
その時に選ぶ基準やポイントも参考にしていただければ幸いです。
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Contents
子供を連れて行くお花見はどこがいい?
子連れでお花見に行く場合、選ぶ基準は自分たち親の目線ではなく、子供目線で考えてあげましょう。
子供がどういった場所なら楽しめるのか?何があれば退屈しないで済むか?何があれば便利か?など、自分たち親が楽しむのではなく、子供が一緒に行っても大丈夫だと思えるような場所を選ばなければいけません。
お花見だけにはならないようにする
お花見なんだから桜があればそれでいいだろう。これは学生やサラリーマンのお花見です。子供連れだとそういうわけにはいきません。
2歳や3歳の子供が何時間も桜を見るだけで楽しめますか?
小さな子供であれば、
「さくらきれいだなー」
これで持つのは精々10分程度でしょう。子供と一緒にお花見に行くのであれば「お花見だけにならない」ようにする工夫が必要になります。
つまり、桜と別の何かが必要、これが重要なポイントになります。
では一体何が必要になるのでしょうか?
桜以外に子供が遊べる空間が必要
子供と一緒にお花見をするために重要な事は、如何に子供を飽きさせないようにするか、これが大切になります。
先ほども書いたように子供が桜だけで持つ時間は10分程度が限界です。子供が小さければ小さいほどその時間は短くなるでしょう。
もし、お弁当持参でお花見に行くのであれば子供は桜よりもママのお弁当のほうに興味深々ではないでしょうか?
子供と一緒にお花見に行くのであれば、子供が飽きないように簡単な遊具や広い遊ぶスペースがあるような場所を選ぶようにしましょう。
子供のお花見=公園に遊びに行く延長
これくらいの認識が無ければ余裕をもって親はお花見することは無理です。
遠出は控えるようにする
子供を連れてのお花見で出来れば遠出をせずに出来るだけ近場で済ませるようにしましょう。
綺麗な桜を見るために遠出をしても子供は全くと言っていいほど興味を示しません。大人たちが楽しむにはいいかもしれませんが、小さな子供連れの場合はせっかく遠出をして桜を見に来ても子供にとってはピンクの花が沢山咲いてるなーくらいの感覚です。
遠出をしても子供を退屈させないようにするために一緒に遊んだり機嫌をとったりして親はお花見どころではなくなります。
遠出する分だけ帰りが疲れるので、出来るだけ遠出は控えるほうが賢明です。
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子連れでお花見に向かない場所は?
上記では子供を連れてのお花見を選ぶ場所やポイントを書かせていただきましたが、次は避けたい、子連れには向かないお花見の場所を書きたいと思います。
親が行きたいと思っていても実は子供を連れて行くと不便だったり困ったりする場合もあるので、行く前の下調べも必要になってくるので参考にしてください。
桜の名所は避ける
桜の名所ならとても綺麗で雄大な桜が見れたり、見渡す限り一面の桜が並んでいるような場所を思い描くと思います。
そのような場所は全国の都道府県に必ずと言っていいほどありますが、子連れの場合はそのような桜の名所は好ましくありません。
桜の名所で確実に言える事、それは沢山の人が居るという事です。
それって当たり前のことなんですが、子供を連れて行く場合は困ることが沢山あります。
酔っぱらいの花見客が多い
桜の木の下で飲むお酒っていいですね。
桜の花びらを酒の肴に楽しむ、これこそお花見の醍醐味です。大人だけであれば。
しかし、これは子供連れのお花見客からすれば迷惑極まりないと思います。もちろん、お花見でお酒を飲むことは全く悪い事ではありません。
家族で子供を連れてのお花見に酔っぱらいが沢山居るような場所では子供も落ち着かないですし、親も気を使うことが多くるので楽しめないでしょう。
子供向けの設備が充実していない
桜の名所はあくまでも桜を楽しむ場所であって子供を連れて遊びに行く場所ではありません。
小さな子供を連れて行く場合、子供向けの設備が有るのと無いのでは天と地ほどの違いがあるでしょう。
例えば乳児を連れて行ったりしても授乳スペースなどはありません。沢山の花見客が居る前で授乳するわけにもいきませんから困る事間違いなしです。
また、トイレに関しても沢山の花見客で賑わっているのですから綺麗な状態が保たれている可能性は極めて低いでしょう。
オムツの子供であればオムツ台などがあればいいですが、桜の名所であれば子連れ客も多いのでオムツを変えるのに長時間の順番待ちをしなければいけない可能性もあります。
また、自分でトイレに行けるような子供でもウンチがしたいなどと言い出せばトイレは汚い、もしかしたら紙が無いかもしれない、などで非常に困ることになるかもれません。
桜しかない
最初に書いたように子供は桜だけでは10分と持ちません。
桜以外に何もなければ子供は退屈してしまい、30分もすれば
「パパー、もうかえりたいー」
なんて言い出すでしょう。
子供を連れて行く場合は桜だけではなく、子供が退屈しない場所に桜がある、これを基準にしてください。
駐車場から遠い
これって実は意外と重要なポイントだと思います。
もちろん車で行く場所限定になってしまいますが、小さい子供って急に電池が切れたオモチャのように動かなくなって寝てしまいます。
桜が見れる季節ってまだまだ肌寒い気温なので、お花見中に寝てしまったからといってピクニックシートの上で寝させるのはかわいそうですよね。
そんな時に、お花見の場所から駐車場が近ければ車まで抱っこで連れて行って寝させることができます。
もちろん子供一人寝させるような事はせず、親も一緒に車の中で居てあげてください。
子連れでお花見に行くのに必要なものは?
子供を連れてただ桜を見て帰るだけならそんなに沢山の荷物は必要ありませんが、長時間居る予定があるのならある程度準備が必要です。
その場合、当たり前ですが、あると便利なものをいくつか紹介したいと思います。
飲み物
お花見をお弁当持参で行く場合、飲み物は当然持っていくと思いますが、子連れの場合は遊ばせることも想定して少し多めに持っていくことが望ましいです。
現地で買う場合、桜の名所なんかだと割高の値段で売っていたり、自動販売機があっても子供が飲みそうなジュースなどは既に売り切れている場合があります。
準備して持っていくのが面倒であれば行く途中でコンビニなどで買うのでもいいでしょう。
飲み物は意外と困ることがあるので事前にしっかり準備しておいてください。
もちろん空になったペットボトルや空き缶はちゃんと持ち帰るようにしてくださいね。
ブランケット
まだまだ肌寒い気温の中でお花見をするのであれば、ブランケットは必需品になると思います。
子供が疲れて寝てしまった、お弁当を食べてるけど足元が寒い、こんな時に薄手でも有るのと無いのでは大きな違いがあります。
車で行くなら荷物にはならないので1,2枚は乗せておきましょう。
ベビーカー、抱っこひも
小さな子供を連れて行くのであれば必需品ですね。
人が多い場所に行くのであればベビーカーは邪魔になるので抱っこひもで対応するようにしましょう。
逆にそんなに人も多くないような場所出れば歩き疲れた子供を乗せるためにベビーカーは準備しておくべきです。
お花見に行く場所の環境や状況によって持っていく方を決めるといいでしょう。
その他小物
おしりふきやウェットティッシュ、オムツ、ごみ袋など、とにかく小物はしっかりと準備しておいてください。
小さな子供を連れて行くのであれば忘れる事は無いと思いますが、無ければ絶望的な状況になります。
出掛ける前には必ずチェックするようにしましょう。
まとめ
子供を連れてのお花見は初めて行くのであれば1時間程度を目安にするのがいいかもしれません。
勝手が分からず、親が楽しむつもりで行くと全く楽しむことができません。
もし、初めてのお花見でも楽しく長時間過ごしたいと思うのであれば、上記で書いたことを参考にしていただければ困る事は少なくはなるでしょう。
しかし、子供を連れて外に出る時は必ずと言っていい程にイレギュラーな出来事があります。
そんな時でも柔軟な対応が出来るような環境でお花見をする事が子供連れでも楽しめるポイントだと思うので是非参考にしていただければと思います。
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