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子供と遊ぶのって物凄く体力が必要だって知ってるパパはどれくらい居ますか?育児の中で子供と遊ぶ事って楽な仕事だと思っているパパは多いと思います。むしろ育児は全く出来ないけど遊ぶ事は任せてくれ!ってパパは考えを改め、覚悟しましょう。
Contents
子供と遊ぶのが楽なのは2歳まで
子供と遊ぶ事も育児の中で大事なことです。むしろ一番大事なのが”遊ぶ事”だと言っても過言ではないと私は思います。ママが一緒にして欲しい育児も当然大事なことには変わりありませんが、これはそのうち自分で出来る事になる「身の回りのお世話系育児」なんですよね。
オムツ交換や食事、寝かしつけはそのうち必要なくなる
これらを全くやらないパパには少し問題がありますが、自分が出来る時にやれる範囲でママのサポートが出来れば一定の評価をママから得る事が出来るでしょう。もちろん、「俺はイクメンになりたいから全部やるぜ!」なんて人は素晴らしい事ですし賞賛に値するパパだと思います。
でもこれって期間限定の育児でしかないんです。オムツ交換は1年少々、保育園に預けるようになれば基本的には朝晩だけになりますし、成長するにつれて回数も減ります。食事に関しても1歳くらいまではパパやママが食べさせたりしますがある程度になれば上手に食べられなくとも自分で食べるようになります。
もちろん、汚してしまう事は確実なので掃除は必須になります。寝かしつけに関して言えば2歳くらいになれば放っておいても朝まで寝るようになります。夜泣きも1,2度ほどでしょう。
身の回りのお世話系育児は子供が大きくなるにつれて楽になっていくのがポイントですね。我慢が必要なのは2年間です。ここさえクリアできればママは心身ともに楽になると思います。
遊びが大変になってくるのは身の回りの育児が楽になってから
ここからがパパに最も頑張って欲しい辛く長い戦いが始まります。これは子供が男の子でも女の子でも大差はありません。2歳を過ぎたあたりから子供はより元気に活発になります。遊ぶ範囲や行動範囲は大きく広がるでしょう。
2歳くらいまでは決められたスペースを与える事で遊んでくれていた子供がいつの間にかその範囲では納まらない遊びを始めます。これには色んな要因があると思いますが、1番は体の成長と子供本人の考えるチカラが養われる事にあると思います。
2歳を過ぎると走ったり跳ねたりすることが出来るようになり、自分から○○したいと言うようになります。子供と遊ぶ事は任せろと言ったパパはこのあたりから後悔する事になるでしょう。
大事なポイントその1・公園で遊ぶ事で子供の基礎体力を養おう
どんどん活発になって行く子供に手を焼き始めるパパ、家の中では手に負えなくなっていよいよ公園デビューが始まります。テレビなんかで公園デビューするのはママの仕事みたいな感じの映像を見たりしますが、それは都会の限られたごく一部のこと(だと思いたい)です。
初めての公園は子供にとって遊園地
公園に行くとブランコや鉄棒、滑り台にジャングルジムなど遊びたい盛りの子供には魅力的な遊具が沢山あります。興味津々の子供は色んなことにチャレンジするでしょう。でも初めてが故に危険な事も沢山あります。
ブランコは2歳や3歳では1人で乗る事は出来ません。鉄棒も自分1人では届かないものも多いです。滑り台は古いものだと上る階段が急で足場が狭い場合が多いです。ジャングルジムは・・・当然落ちると危険ですよね。
パパはこれら全ての遊具で遊ぶ子供について回る必要があります。放ったらかしは絶対にNGです。
遊具にはそれぞれいいところがある
遊具は危ないから砂場で遊ばせよう、なんて考えているパパ、砂場で遊ぶのも大事な事ですがやはり公園に来たならめいっぱい体を使って遊ばせてあげましょう。
ブランコに乗りたいなら座らせてあげましょう。ブランコは座るだけでも体が前後に細かく揺れます。どうすれば揺れずに座れるのか、バランス感覚が養われる遊具だと思います。
鉄棒はぶら下がるだけでも構いません。抱っこして鉄棒を持たせてあげましょう。自分の体を腕だけで支える腕力が身につきます。別に鍛える事が目的ではなく、成長に必要な筋力を養う事が目的です。
滑り台は子供に必要な強い気持ちが芽生えるために大事な遊具だと思います。登ったこともないような高さから滑って降りるという事は子供にとってとても怖い事で最初の1歩を踏み出す勇気が必要になります。なかなか踏み出せないときは最初だけ一緒に滑ってあげましょう。
ジャングルジムはその名の通り、ジャングルであり、ジムです。色んな隙間や幅を全身を使って上ったり下りたりと全身を鍛える事が出来るまさに子供の”ジム”だと思います。
これら全てで遊ぶ事で子供は強い体を手に入れることが出来ますし、体力が付く事で病気に強い体を手に入れることができます。
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大事なポイントその2・公園で子供社会のルールを身に付けさせる
公園へ行けば色んな年齢の子供が遊んでいる場合が多いですよね。大きい公園に行けば比例して遊んでいる子供が増えていきます。小さな公園でパパとしか遊んでいなかった子供は初めは戸惑うこともあるでしょう。
そこはパパが社会で培ってきた経験をしっかりと生かしてあげることが出来る大事な場面です。
子供に順番のルールを教えてあげよう
子供が一人っ子だと何でも自分が1番に出来ます。それが当たり前になっていて順番と言う概念が子供には無い場合がとても多いです。子供が2人居ても最初に連れて来るのは長男長女でしょう。
いつも自分が1番最初だった子供は、沢山子供が居るとどう遊んでいいか分からないのでパパがしっかり教えてあげることが大切です。我が子が他の子供の順番を追い抜いたり、早く行け、早くしろ、なんて言わないようにしっかり教えてあげることが大事です。
最近はそんな事を全くせずに子供だけで遊ばせて、自分はベンチに座ってスマホを弄ったりママ友複数人で子供を連れてきてママはおしゃべりに夢中なんて姿をよく目にします。そういった親の子供に限って遊具を独占したり、追い抜きをしたりとやりたい放題です。
自分の子供にはそういった事をしないようにしっかり教えてあげることがパパの役目になります。当然目は離せません。
子供にも譲り合いの精神を少しでも伝えてあげよう
公園で遊んでいると同時に同じ遊具に手を掛けることもありますよね。そういった時に譲ってあげられるような優しい子供に育ててあげましょう。我が子が優しい子供になるためにそのような場面に出くわした場合は、パパがしっかりとお話してあげることです。
遊びたいと泣く子供をただ遊具から引き離すのではなく、なぜそうする事がいいのか、しっかり教えてあげましょう。遊具でのトラブルは子供の怪我にもつながる可能性があります。
あと、子供を公園で遊ばせている親は誰もが常識人とは限りません。子供同士のトラブルにいちいち首を突っ込んでくる面倒な親も沢山います。子供のトラブルがいつの間にか親同士のトラブルに発展していた、なんて事も最近では決して珍しい話ではありません。
常識のある親は子供に常識を、非常識な親は子供も非常識に。パパ自身が常識のある人間なら自然と子供にルールや大切な事を教えてあげられるはずです。
大事なポイントその3・パパと一緒だと楽しいと思ってくれる
育児をしていく過程で子供と接する機会が多いのは圧倒的にママです。当然小さいうちは子供の中ではママが1番です。パパの存在はママの次という認識でしょう。でもパパと外で遊ぶようになればパパはママと同じくらい大好きな存在になれます。
外で遊ぶのは公園じゃなくても楽しめる
初めて子供と外に出掛ける場合、公園じゃなくても大丈夫です。上では公園の楽しさや大切さを書きましたが、それはいつ行っても構いません。まずは散歩に出掛けるのもいいでしょう。
子供は大きくなると色んな場所に目が行くようになります。小さい頃にベビーカーに乗せてただ歩き回る時とは全く違った視点を持つようになり、色んなものが気になります。初めて見るもの全てに「アレは何?」と言われる事もあります。
パパは子供の目に映る全てのものに対して回答を求められるかもしれません。子供は同じ事を何度も聞いてきますが、面倒くさがらず何度も教えてあげましょう。その1つ1つが子供の知識となっていきます。
子供の目に付かないものはパパが見せてあげよう
散歩をしていると草むらや川の近くを通る事もあるでしょう。草むらがあるなら少し入って虫が居ないか探してみてください。子供にとって虫は小さくても非常に怖い存在です。見た事のない生物が異様な動きをするんですから。
一番いいのはダンゴムシかもしれません。沢山ある足、触ると丸くなる体、子供にとっては本当に怖い存在ですね。それをパパは手に取り子供に見せて説明してあげましょう。それだけでもパパは子供にとって物知り博士であり、スーパーヒーローのように映ります。
川があるなら魚を見せてあげることもいいでしょう。都会では魚の存在は知っていても実際に見た事があるのは金魚だけ、なんて子供も増えています。川や水辺があるなら子供の手をとって近づき、色んなものを見せてあげてください。
パパと出掛けると子供はそれだけで楽しくて、子供の中で凄い人という存在になる事が出来ます。
普段、仕事であまり体を動かす機会の無いパパにとっては季節によってはとても体力が必要になる場合もありますが、全て子供にとって大切なことなのでパパはしっかり外で体を一緒に動かしてください。
まとめ
上に書いた事は外で遊ぶデビューをしたばかりの子供に対してパパがしてあげられる事ですが、どれも非常に大切なことです。子供の体力が向上し、子供社会のルールを身に付け、パパはヒーローになる。
育児にとって外で遊ぶという事はこれから大きくなるにつれて必要な事であり、パパの存在は子供の自立心を育てるキッカケを作ることができます。家の中で遊ぶだけではどれも経験する事が出来ない事が外の世界には沢山あります。
子供と遊ぶのはパパがメインになる日は必ず来ます。そのためにもパパはしっかりと準備しておきましょう。子供が4歳、5歳になると一緒に体を動かす事を子供のほうから言われるようになります。
そうなるとパパはもっと大変になります。サッカー、キャッチボール、鬼ごっこ、フリスビー、など2人で出来る運動は一通り出来るように準備と覚悟をしておきましょう。子供に言われた事が一緒に出来ないとパパの地位は子供の中で一気に下がってしまいます。
せめて子供が小学校に入るまではパパは子供の中のスーパースターで居てあげてください。
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