3歳児が食事に集中できない理由は?集中できる環境作りに大切な事は?

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子供が食事介助なしでご飯を食べるようになるのはだいたい3歳頃からです。

 

1人でご飯を食べるようになって困る事と言えば食事に集中できない、これに尽きると思います。

 

3歳になれば大人と同じようなものを食べるようになりますし、食卓に座って大人と同じ扱いで食事を取るようになります。

 

しかしここで問題が・・・

 

 

3歳児あたりは食べ始めてから食べ終わるまで集中力が持たない

 

 

子供が居る親なら誰しもが通る道ではないでしょうか?食べ始めてから食べ終わるまで食事に集中できる子供はまず居ないと思います。

 

では、子供が食事に集中できない理由は何なのか?集中できるようにするためには何が必要なのか?当てはまる事がある場合は見直してみましょう。

子供が食事に集中できない理由は?

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子供によって個人差はありますが、集中力には限界があります。大人であれば集中力は一般的に90分前後だと言われていますが、幼い子供は90分も持ちません。

 

また、食事に集中できないのは食事環境を見直す必要がある場合も?子供が食事にしっかり集中できる環境作りを目指すために出来ない理由を探してみましょう。

3歳児の集中力は15分程度

先ほど書いたように大人の集中力は90分と言われていますが、幼い子供の集中力は15分が限界だと言われています。

 

晩ご飯にかかる時間はどれくらいですか?食卓に座ってから30分以上かかるのであれば1度食事内容を見直してみましょう。

 

3歳児が食べられる量は知れています。子供にしっかり食べてほしいから、大きくなって欲しいからという思いから量を多くしすぎていませんか?

 

もちろん理想はゆっくりでもいいからしっかり食事をして欲しいと思うかもしれませんが、ダラダラ時間をかけて食べさせるのは難しいです。

 

 

3歳児には15分程で食べきれる量の食事を目安に献立や盛り付けを考えてみましょう

そもそも子供はお腹が空いていますか?

晩ご飯を食べる前にお菓子やジュースを与えていませんか?晩ご飯を作っている時に子供が

 

 

お腹すいたー!

 

 

なんて言いながら纏わりついてくるからジュースやお菓子を与えて静かにさせる、このような方法を採っている場合、空腹時のお菓子は時間帯によっては子供にとっては晩ご飯の妨げになってしまいます。

 

子供が晩ご飯を集中して食べない時はお腹が空いていない可能性もあるかもしれません。

 

おやつを与えるのであれば晩ご飯の2時間くらい前までにしておきましょう。

晩ご飯を食べ終わったら褒めてあげよう

子供が集中できる15分以内に食べ終わる事ができれば理想的ですが、なかなか15分で食べきる事は難しいでしょう。

 

しかし、例え時間がかかったとしても全部食べ切ったならしっかりと褒めてあげることが大切です。

 

毎日食べ終わった後にしっかり褒めてあげれば、子供はもっと褒めてほしいという思いからご飯を食べる時に集中力が出てきます。
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集中できるような環境作りはどうすればいい?

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子供の集中力は先ほども述べたように食事の場合は15分が限界です。

 

しかし、周りの環境によっては1分も集中できない!なんて事だってあります。

 

晩ご飯を食べている時の環境を1度見直してみませんか?

ご飯の時はテレビをつけない

私たち親の世代が子供の時は晩ご飯の時にテレビは点いていましたか?恐らく点いていないか、点いていてもプロ野球だったと思います。

 

もちろん3歳の時の記憶はありませんが、小学生くらいの頃はそのような感じでした。

 

しかし、今のテレビ番組はバラエティが中心となっているので、大人も子供も見入ってしまいます。

 

このような状況では子供の集中力は分散され、とてもじゃありませんが食事を取ることが難しくなってしまいます。

 

パパもママも見たい番組はあるかもしれませんが、子供の食育とバラエティ番組、どちらが大切なのか考えてあげましょう

子供だけに食べさせない

これは食事介助が必要だという意味ではありません。

 

子供がお腹が空いたからと言って先に子供だけを食べさせるというのは止めましょう、という意味です。

 

子供だけが食卓に座って食べ始めても、周りで大人がせわしく食べる準備などで動いていると子供は気になって目で追ってしまいます。

 

ご飯を食べる時は子供がお腹が空いたと駄々をこねても一緒に食べるようにしましょう。

 

また、親が先に食べ終わったからと言って席を立たずに出来れば子供が食べ終わるまで一緒に食卓を囲んであげるように心がけてください。子供が安心して食べられるようにしましょう。

 

先に食べ終わった親が席を立ってしまうと子供は焦ったり食べる事への意欲が削がれてしまったりします。

食事以外の物を机に置かない

子供がオモチャで遊んでいてご飯をなかなか食べてくれないからオモチャを持ったままご飯を食べさせる

 

仕事でメールが来るから、SNSが気になるから、こんな理由で晩ご飯を食べながらスマホを触る親

 

 

このように親子で食事に集中できない食卓では子供は満足に食事をすることすらできません。

 

親がそのような姿を見せると子供は必ず真似をします。食事の時は親がしっかりお手本になるようにしてあげましょう。

まとめ

子供の食事は大切な教育の1つです。

 

幼稚園や小学校に行くと給食などのお昼ご飯の時間は決まっています。その中でしっかりと食べられるようにしてあげるのが親の役目です。

 

その為にも子供が集中して食べられる食事環境作りをしてあげましょう。

 

集中力には個人差がありますが、集中できる環境作りは親にしかできません。

 

なぜ子供が食事の時に集中できないのか頭を悩ませたり叱る前に親として自分はしっかり子供に食事環境を提供できているのか見直してください。

 

子供の集中力を育てるのは色んな環境や親の影響が大きく関わっているのでしっかり注意してくださいね。
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