いつものように子供を迎えに行くと先生に話があると職員室に呼ばれ、今日息子(娘)さんが○○君(ちゃん)と喧嘩をしました。
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なんて言われた経験がある親は少なからず居るでしょう。幼稚園への対応、子供への対応、喧嘩した子供とその親への対応を分けて書いて行きたいと思います。
Contents
幼稚園でトラブル、どうすればいい?
これは幼稚園の方針で話が変わってくるのですが、幼稚園は基本的に園内で起こった問題は園内で解決しようとします。小さな子供の喧嘩は日常茶飯事でいちいち親に報告しない事が多いです。しかし、頻繁に同じ子と喧嘩する、一方的に自分の子供が悪い、などといった場合は幼稚園から呼び出される事もあります。
子供の喧嘩に親は首を突っ込まない
幼稚園から呼び出される時に、呼ばれる場合は2種類あると思います。「先生の手に負えない」「他の親からの苦情」この2つが9割以上を占めているはずです。
特に多いのが「他の親からの苦情」でしょう。
うちの子が○○君に叩かれて泣いて帰ってきた。幼稚園は見ているのか?叩いた子の親は何をしているの?
「という風に言われて幼稚園としても困っています。家での状況や普段幼稚園以外ではどんな行動を取っているのか教えてください。」なんて事を言われた経験のある親は頭を抱えた事もあるでしょう。もしくは今そのような状況になっている方も居ると思います。
でも私個人の見解としては、そんな事気にする必要はありません。
我が子が友達に怪我をさせたのなら菓子折りの1つでも持って謝りに行くのが筋でしょうが、叩かれて泣くなんて事は日常茶飯事です。我が子も泣いて帰ってきた事がありますが私は気にした事がありません。
子供同士の喧嘩やトラブルに首を突っ込む必要は無いと考えているからです。
子供の話を聞いた上で親が出て行くべきかどうか判断してからでも遅くはありません。
担任の先生の評判は大丈夫?
先生の評判を気にする親は多いと思います。自分の子供の担任の先生が長年勤めている先生なのか、新任の先生なのか、臨時職員なのか。誰でも経験豊富な先生を希望しますが、もし頼りない先生が担任になってしまったら覚悟しましょう。
実際私の子供が幼稚園に通っていた時に2クラスあったのですが、1つはベテラン先生のクラス、もう1つは新任で臨時教員の先生でした。息子は臨時教員のクラスでしたが、保護者の情報網ではベテラン先生のクラスは全く問題が無く、逆に臨時教員のクラスは毎日子供同士の喧嘩やトラブルが頻繁に起こっていたようです。
どんな先生なのか知っておけば対処の仕方も変わってくるので把握する事をオススメします。
幼稚園から呼ばれた後にしっかりと子供の話を聞いてあげよう
「今日幼稚園の先生から電話があってお話をしてきました。○○(息子)が喧嘩をしたから。なんで喧嘩したの?」
と、子供にはパパやママが先生に呼ばれてお話をしたという事をしっかり子供に説明しましょう。
子供を叱る前に話をちゃんと聞こう
先生に呼ばれて我が子の一方的に悪い態度を指摘され、子供を叱りたくなるのは親として当然だと思います。
ここで先生を批判するなら幼稚園を変えるか辞めるかしたほうが賢明です。他人の批判しか出来ない人は子煩悩ではなくただの親バカだからです。
話を戻します。子供の言い分をしっかり聞いて、なぜお友達を叩いたのか?原因は何なのか?普段は仲良くしているのか?などしっかりヒアリングして子供なりの言い分をしっかり聞いてあげましょう。その上で子供の話は全て信じない、という事を頭に置いておいてください。
4歳くらいになれば悪知恵も付いてきます。親に怒られまいと嘘をつくこともあるので子供の目を見てしっかり話を聞きましょう。親なら子供の嘘はすぐに見抜けるはずです。
子供に対して絶対に言ってはいけない言葉
「喧嘩をするなら○○君と遊ぶのは止めなさい」このような言葉を言ったことのある親御さんはいますか?
もし居たならその考えは見直すべきです。子供は素直な性格です。親がそう言うと忠実に守って本当に遊ばなくなってしまいます。また、喧嘩する子と遊んではいけない、などと変な解釈をしてしまう場合もあります。
後者の場合ですと喧嘩するたびに遊ばなくなるとお友達が居なくなってしまうかもしれません。
なので遊ぶのはやめなさい、この言葉は絶対に言わないようにしてください。
割り切った付き合いを子供にさせるわけではありません。1度の喧嘩で子供同士仲が悪くなるなって事は滅多にありません。気にする必要はないでしょう。放っておいてもまた子供同士仲良く遊んでくれるはずです。
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苦情を言う親をしっかり見極めよう
最近は子煩悩な親が増えています。少子化の影響もあり、1人の子供に愛情を注ぐ親が多いですね。
しかし、子煩悩と親バカは違います。自分は子煩悩だ、なんていう人に限ってただの親バカだったりします。
親バカ・・・人並み以上に我が子を買いかぶること
だと私は思っています。子煩悩は基本的に男性に対して使う言葉ですね。親バカの人は自分の子供に甘く、他人の批判ばかりしている親に多く見受けられるような気がします。
別に一人っ子の親に対して偏見があるわけではありません。
相手の家族構成を把握すれば見えてくる
喧嘩の相手の子供が1人っ子なのか兄弟がいるのか、これだけでも対応は違ってきます。
そして苦情を言ってくる親の大半は1人っ子の場合が多いです。子供を溺愛してるあまり、子供の障害になるもの全てに文句を言うイメージがあります。
父親は極力叱らない
これは私が行っている事ですが、子供の喧嘩に対しては殆ど怒る事はしません。
母親はPTAなどで親同士のお付き合いがあるので極力トラブルは避けたいと思うかもしれませんが、父親はドーーンとしておけばいいのです。
喧嘩の理由や、いつもお友達とどう接しているのかを聞いてあげるだけでいいでしょう。
その場合、後々面倒にならないようにさっさと菓子折りを持って謝りに行くのもいいでしょう。話してみると意外といい人だったりすることもあります。
親同士仲良くなれば子供の喧嘩は問題なくなる
これは無理にする必要はありませんが、親同士仲良くなってしまえば子供の喧嘩に対して何も言わなく(言えなく)なります。親同士の付き合いって案外面倒くさい事もありますが子供のために、と思って仲良くするのもいいかもしれません。
1つ気をつけるとしたら親同士の仲が悪くなってしまわないようにする事だけでしょうか?子供同士は仲いいのに親同士は険悪、なんて事が無いように気をつけましょう。
まとめ
自分が子供の時って親は毎日こんな事を考えていたのかな?なんて想像したりするかもしれませんが、今と昔では教育環境や家庭環境も違うので昔と同じ対応では痛い目を見るかもしれません。
ただ、我が子に対しての教育は今も昔も同じだと思います。悪い事をしたならばしっかり叱る、いい事をすればちゃんと褒める、これさえ守っていれば度々問題を起こすような子供にはならないはずです。
問題をよく起こす子供を持ってる親御さんは自分の教育や躾を今1度見直してみてはどうでしょうか?自分の機嫌の良し悪しで怒ったり叩いたりしていませんか?大人だって人間です。機嫌の悪いときに子供に当たりたくなる気持ちも分かります。
でもそれって子供のために何1ついいことがありません。怒りたい気持ちをしっかり抑える事も親になるという事です。
自分はしっかりした親なのか、それとも大人になりきれない親なのか、もし後者なら子供としっかり接して行きながら親として子供と一緒に成長していきましょう。
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