子供が少し大きくなってきたら親子で釣りを楽しみたいと思う方も多いでしょう。
特に住んでる地域が海に近い人なら自分が子供の時に1度は海釣りをしたことがあるのではないですか?筆者である私も子供の頃は釣り好きの父とよく釣りに行っていました。
自分が親になって子供と釣りに行きたい、もしくは子供から釣りに行きたいと言われた時に親子で海に釣りに行く場合、準備する物は何か?必要なものは何があるのか?釣りをする時の注意点はあるのか?
釣りには暗黙のルールみたいなものも沢山あるので是非参考にしてください。
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Contents
親子で海釣りに行く前の準備
親子で釣りに行くのですから基本的には準備するものは親子で必要なものになります。
遊びに行くのではなく、海に釣りに行くのですから釣りをするのに必要な物を準備するようにしましょう。
必要な物は?
親子で釣りに行くので最低限の物は2セット必要になりますね。
・リール
・仕掛け
・餌
・クーラーボックス
・折り畳みの椅子
・バケツ
これだけ用意しておけば必要最低限の物は揃います。
親子で初めて釣りに行く場合でも、全て安いもので揃えれば2人分でも1万円あればお釣が出ます。
寒い時期は防寒着
海沿いは意外と冷えます。
その日の気温を天気予報で確認して大丈夫だと思っても、行ってみると思った以上に寒いことがよくあります。
冬場であれば冷たい風が強く吹いていますので行くのであれば、これでもか!ってくらい厚着しておきましょう。暖かくなってきた春先でもまだまだ海沿いは寒いです。
しっかり防寒着を準備しておきましょう。
トイレやコンビニが近い場所
これは事前に下調べが必要になるかもしれません。
基本的に海に釣りに行って困るのは親子共通でトイレです。誰も居なければ息子と一緒に海に向かって、、、なんて事も出来ますが、周りに釣りをしている人が居るとそういう事は出来ません。
出来れば近い場所に公衆トイレやコンビニがある釣り場で楽しむようにしましょう。
親子で釣りに行く時にあると便利な物は?
釣りに行く時に必要なものはある程度理解していただけましたか?
次は特に必要ではないかもしれませんが、あると便利なものを紹介したいと思います。
タオルまたはてぬぐい
これは魚が釣れた場合に魚を針から外すときにあると便利ですね。
大人でも子供でも魚を素手で触るのに抵抗がある人は多いと思います。ましてや初めて触る子供にとっては陸ではどんな動きをするのか分からない未知の生き物になります。
そんな時にタオルやてぬぐいがあると魚をそれらで抑えて針を外すことができます。
ビニール袋
これは海釣りでなくとも親子で出掛ける時には必需品になるものですね。
海釣りでビニール袋が威力を発揮するのはゴミ袋としてではないでしょうか?海にゴミ箱はありませんし、海に捨てるのは教育上良くないですし、マナー的にも最悪ですね。
海釣りの場合、初めての時は小さなゴミが沢山出ることがあるのでビニール袋は2,3枚持っておきましょう。
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釣りに行く時の注意点は?
子供を連れて海釣りに行く時は常に危険と隣り合わせだという事を意識しておきましょう。
また、釣りというのは子供だからと言って優遇されるべきものではないという事も併せて理解しておく必要があります。
針の危険性を十分教える
魚を釣るには釣り竿とリール、餌、そして針が必要になります。
小さな子供、特に男の子は長いものを持つと自然に振り回したくなる生き物です。釣り竿を初めて手に取ると釣りをするよりまず振り回したい衝動に駆られる可能性があります。
周りに誰も居なければいいですが、人が居る場合は十分注意しておきましょう。
また、すでに先に針を付けている場合は十分にその危険性を説明しておくことが必要になります。
教え方としては注射に例えると効果的かもしれません。釣り針は針とそのすぐ後ろに返しが付いていますので深く刺さってしまうと抜けなくなる可能性があります。
「釣り針が刺さると注射より痛くてずっと抜けなくて痛いんだぞ~」と教えておけば子供でも十分に注意するでしょう。
転落の危険性
子供を連れて初めて海釣りに行く場合、いきなり船や岩礁での釣りをする親子は居ないと思います。
大抵は岸壁からの投げ釣り、もしくはサビキ釣りなどがメインになるでしょう。その場合、子供が海に転落する可能性はゼロではありません。
夏場であればすぐに飛び込んで助けられるかもしれませんが、冬場や春先などまだまだ水温が低く、気温も低いと厚着をしているのでそのまま海に落ちると命を落としてしまう危険もあります。
子供と海釣りに行く場合、必ずライフジャケットを着用させるようにしましょう。
海釣りの転落死のデータとしてライフジャケットを着用している場合としていない場合だと20%も生存率に違いがあるようです。
できれば子供だけでなく、親も一緒に着用する事をお勧めします。
周りへの配慮を忘れない
釣り場というのは一般的に大人の世界です。
子供を連れて海釣りに行く場合は十分に周りに配慮する必要があります。釣りはある程度広い空間が必要になるので、あまり隣の人と距離が近いと、潮の流れによっては糸が絡み合って迷惑をかける可能性があります。
釣り場に行って多くの人が居る場合、子供連れだと迷惑をかけるかもしれませんので場所を変えるか諦めることも大切です。
子供への配慮をしっかりする
子供を連れて海釣りに行くなら親は半分釣りをする事を諦めることも視野に入れておきましょう。
魚が釣れる釣れないはその日の海のコンディションや潮の流れもありますが、何事もスムーズに進まなければ子供は楽しくありません。
釣りをするまでの準備、釣りを始める時の方法、釣れた時の魚の外し方など、親が夢中になってしまうと子供は1人で何もできず、釣りが楽しくないものになってしまうかもしれません。
準備は2人分用意してもメインは子供が楽しめるように配慮する事をしっかり頭に入れておきましょう。
初めての釣りは何を狙うべき?
初めての親子での海釣りに行くのであれば、比較的敷居の低いサビキ釣りがオススメです。
狙う魚はアジやイワシになるので事前にどのような料理をするのか考えておくのもいいかもしれませんね。
ただ、場所や時期によっては入れ食い状態になり、1時間で数十匹釣れることもあるので調子に乗って釣りすぎて、持って帰って奥さんを困らせないようにしましょう。
ご近所に配れるのであれば、事情を説明しておすそ分けするのもいいかもしれませんね。
まとめ
親子で初めての海釣りは楽しい事もあれば危険な事も沢山あります。
しっかり準備をしていきましょう。
周りへの配慮、子供への配慮を忘れずに。
私ももう少し暖かくなれば子供と一緒に海釣りに行こうと思っています。
1度道具を揃えてしまえば後はこだわらなければ高くつくことは無い、とても楽しいイベントになります。
朝から出掛けても、昼から出掛けても半日は楽しむことが出来ると思います。
妻に「子供を連れてどこか遊びに行ってきてよ~」なんて言われたら普段行ってる公園などではなく、子供と一緒に釣りに出かけてデキルお父さんを子供に見せてあげるのもいいかもしれませんね。
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