紙おむつの自動販売機が飲料とセットに?価格や枚数はどうなってる?

 

小さな子供を連れてのお出掛けで一番かさばるものと言えば紙おむつでしょう。

 

家族で出掛けるのであれば、荷物はパパとママで分散できますが、1人だと手持ちのカバンの中は半分くらいがオムツに占領されてしまいます。
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また、子供が歩けるようになると、パパが子供と2人でお出掛けをする事もあるでしょう。そんな時に普段慣れないお出掛けをしてしまうと、どうしても忘れ物をしてしまったりします。

 

実際、私も長男が2歳の時に2人でお出掛けをしたのですが、慣れない子供と2人でのお出掛けに普段はママが準備しているオムツの存在をすっかり忘れてしまい、お出掛けの最中にオムツを購入する羽目になったのを6年経った今でも覚えています。

 

そんな時、

 

 

2,3枚の少量のオムツが手軽に買えたらな~

 

 

なんて思った経験は親であれば誰でもあるのではないですか?私はこう思った事が10回くらいあります(笑)

 

まぁ裏を返せば、それくらいお出掛けにオムツを忘れたという事になりますね・・・

 

その、手軽におむつを少量購入できる夢のような自動販売機が生まれました。これまでは過去に授乳室や女性用のトイレの近くにオムツ専用の小型の自動販売機というのは存在していましたが、男性の育児進出が盛んになった今、どこでも手軽に買えるものがあれば便利だというパパさん達の声を受け、NPO法人や企業が連携して「紙おむつと飲料が購入できる自動販売機」なるものが開発されました。
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開発の発端は育児をする父親?

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先ほども私の経験談を軽く書きましたが、普段子供のお出掛けの準備をママに任せっきりのパパが子供と出掛ける時に忘れる1番の荷物が紙オムツではないでしょうか?

 

紙オムツは子供とお出掛けする時は1番大切な必需品ですが、常に常備されているものというイメージが男性の中にあります。それはママが毎日枚数を気にして無くなりそうになれば買い足してくれているからですね。

 

なのでパパさん達はお出掛けをする時もママが準備してくれている、もしくは頭にオムツの存在が無いのどちらかだと思います。

 

気が付いた時には時すでに遅し、オムツが無い事に気が付くのは大抵オムツ交換が必要な時です。都会であれば少量で買える場所があるかもしれませんが、郊外や田舎にはありません。

 

結局お出掛けを諦めて家に帰るか、大きな袋の物を買うか、この二択しかありません。

 

そんな時に少量のオムツをどこでも手軽に買えれば・・・このような世のパパたちの声を実現したのが横浜のNPO法人こまちぷらす」です。

こまちぷらすって何?

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NPO法人「こまちぷらす」というのは、2012年2月に発足した団体です。

子育てで孤立しない社会を作るため、
「居場所づくり」と「情報発信」を事業の2本の柱として活動をしている。

 

特に孤立しやすい、産後直後の赤ちゃん~未就園児の子どもをもつ親がリフレッシュできるよう
地域の方による見守りつきランチを提供する「こまちカフェ」を運営をしている。

WEBや子育て支援施設において区内子育て情報を発信しながら、
「こまちカフェ」において、コラボ型ワークシェアリング等の新しい働き方の提案、
地域の様々な立場の方に子育てへの関心をもっていただき、
子育てを支えていただける文化をつくるための提言活動等も実施している。

 

引用元:NPO法人こまちぷらす

ホームページの団体の概要にはこう書いてあります。

 

横浜市戸塚区では非常に地域に密着した活動をしている素晴らしいNPO法人ではないでしょうか?

自動販売機の開発や値段は?

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開発元は洗剤などで有名な花王と飲料を販売する東京キリンビバレッジが連携して開発したようです。

 

花王と言えばオムツで言えばメリーズですね。

 

つまり、オムツメーカーの大手企業と飲料メーカーの大手が共同開発した非常に信頼できる自動販売機だという事になりますね。

 

紙オムツといえば吸水性に優れたものなので、自動販売機の取り出し口は飲料とは別々になっているようです。

 

また、オムツのサイズは2種類で2枚入り200円(サイズは不明)となっており、若干割高にはなっていますが、それでも緊急事態であれば十分安価なものに感じるはずです。

 

オムツには使用後に捨てられるようにビニール袋もセットになっているのでこれも助かりますね。

 

この自動販売機での売り上げの一部は「こまちぷらす」がヤマト運輸との協働プロジェクト「ウェルカムベビープロジェクト」の活動費に寄付される仕組みになっています。

まとめ

この紙オムツと飲料がセットになっている自動販売機は、恐らく全国に普及するのではないでしょうか?

 

私の勝手な予想としては、大型ショッピングモールやデパートから始まるでしょう。というか、予想ではなく、そうなって欲しいという私の願望がかなり強めに入っています

 

普及すれば、今まで以上に気軽に出掛ける事が出来ますし、認知度が高まれば

 

 

「あそこに行けばオムツが帰るから持って行かなくて済むね」

 

 

という風になり、集客のウリに出来る存在にもなる可能性を秘めていると思います。こういう便利な物は都会よりも子育てに不向きな場所が多い田舎で先に普及してもらいたいですね。田舎では未だに男性用トイレにオムツを交換するための寝台などが無い場所が殆どです。

 

このような環境改善が行き届いていない限り、田舎では男性の育児というものは認知されにくいままだと思います。

 

日本が国をあげて男性の育児参加を呼び掛けるのであれば、都会ではなく、田舎からこのような便利なものを設置してもらえたらいいなぁ、なんて思いながら今日は手を止めます。
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