近年イクメンという言葉が出来るくらい、育児に積極的なパパが増えたのは事実です。しかし、育児を殆どしない(出来ない)パパも中には沢山います。なぜ育児が出来ないのか?しない理由はどこにあるのか?
ママはただ育児をして欲しいと言う願望を押し付ける前にパパとしっかり話し合ってみましょう。
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Contents
アナタは家事・育児をするパパ?しないパパ?
育児を率先してするパパはこの記事を無理に読む必要はありません。飛ばして下さい。育児をしていないパパ、育児をさせたいママは最後まで読んでいただければと思います。
パパは育児をしたくてもやり方が分からない?
忙しく動き回るママを尻目に何もせずにただ座ってテレビを見ている、スマホをいじいじするパパ。この姿を見て腹を立てないママは居ないでしょう。もし居るとするなら本当に素晴らしい人と結婚しましたね!しかし、世の中そんなに甘くありません。ママは何も言わないだけで少しずつストレスを溜めていってます。
ママから手伝って欲しいと言われた事があるパパは多いでしょう。家事なら1人暮らし経験があれば出来ないことは無いでしょうが育児に関しては全くの素人、何をどうすればいいのか分かりませんよね。
分からないから何もしない。うんうん、パパの言い分は分かります。自分が赤ちゃんを触って怪我をさせたとかなったら嫌ですもんね。育児をパパにやってもらいたいならママは優しくパパに何をどうするか教えてあげましょう。
もしかしたらパパは育児に興味はあるけど何をどうしていいのか分からないだけかもしれません。
日本は世界的に見て男性が最も家事をしない国
こんな統計結果がある調査でありました。日本の男性は世界一家事をしない、だそうです!
・日本人男性の家事分担率は18%、この数字だけ見ると家の中の事を20%近くやってるじゃないか!って思いますよね。
・1位のスウェーデンは42%です。日本人男性の倍以上家事をやっている結果になります。
ただ、この結果はあくまでも家事の分担率であり、日本とスウェーデンの男性が全く同じ環境下であればもっと違う結果が生まれると思います。なぜならヨーロッパ諸国と日本では労働時間に1.5倍ほどの差があるからです。
しかし、労働時間は1.5倍なのに家事分担率は2倍以上、計算が合いませんよね?やはり同じ条件で考えても日本人男性は家事をしない傾向にあるようです。亭主関白なんて言葉があるくらいですからね。
趣味は自分のストレス解消になるが家庭環境は悪くなる
趣味があるパパは多いでしょう。あなたの趣味はなんですか?ゴルフ?サッカー(フットサル)?草野球?人それぞれ趣味は沢山ありますよね。無趣味な人は少ないと思います。でもその趣味、いつまで続けますか?
子供が居ない家庭なら問題にはならないでしょう。しかし、子供が生まれても同じように続けられますか?ここは他人が決めることではなく、自分で判断する事です。
私も子供が生まれるまではオンラインゲームにハマっていました(笑)仕事から帰ってきてご飯とお風呂以外の時間は全てゲームに費やしていました。今思うと本当に馬鹿な事をしていたと反省しております。
しかし、子供が生まれてからはキッパリと辞めたわけではありませんが、時間は大幅に減らしました。基本的にゲームをするのはママと子供が寝てから。これは今でもそうしています。
ママが家事・育児と家の中を忙しく走り回っている姿を尻目にゲームをする自分の姿に罪悪感を感じそうだったので控える決断をしました。アナタはどうしてますか?外で遊ぶ趣味を持っているパパは仕事以外の時間も家を空けることになります。しかもお金を使って、です。
趣味でストレス解消をしたいのはママも同じです。俺は仕事をしてるからそれくらいいいだろう!なんて思っていませんか?子供が生まれたら家事・育児はママの仕事になります。お金を生み出す、生み出さないの違いだけでしなければいけない事に変わりはありません。
それなのにパパだけが息抜きで趣味に没頭するのは不公平ですよね?せめて子供が産まれたら1年くらい我慢しましょう。趣味はあくまでも趣味、一生する事はないですが、子育ては一生付きまといます。子供が成人しても我が子には変わりありませんから。
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自分の中での優先順位が絶対ではない
パパの優先順位はなんですか?仕事をする事が大前提なので当然1番に仕事がくると思います。その次が子供でしょう。つまり育児です。
家事や育児はママに任せてるから俺は2番目が趣味だ!と思う人も中にはいるでしょうが、その趣味は家庭より大事なものでしょうか?例えば俺は趣味のFXを副業として毎月50万稼いでいる。とかならママは何も言わないかもしれませんが、家を空けるような趣味は考えましょう。
その趣味、子供・ママより大事なものですか?
確かに趣味は自分の好きな事をするわけですから楽しいです。友達と同じ趣味を持ったりすると楽しさも倍増ですよね。でも家庭より大事なものでは無いはずです。今一度、自分の中での優先順位をはっきり確認してみましょう。
趣味は子供が大きくなってからも出来る
ある程度子供に手がかからなくなってからも趣味は出来ます。あなたが何かスポーツを趣味にしているなら子供と一緒に出来ますよね。私は昔サッカーをしていたのですが、今、小学2年生の息子はサッカーをしています。休みの日は一緒に練習したりしてますよ。
熱帯魚の趣味もあるのですが、これも休みの日に子供と一緒に水換えしたりしています。奇麗になった水槽を見ると心が落ち着きます。子供も一緒に見て楽しんでくれています。スマホゲームだって子供と一緒にする事も可能です。やり過ぎはダメですが・・・
こう考えると今やってる趣味が絶対ではないんですよね。子供が産まれたなら育児を趣味にするという考え方も出来ますよね。何事も考え方、捉え方で見方が変わってきます。育児を趣味にしてしっかりした子供を育てる。こんな長く続けられる趣味ってなかなか無いですよ。
また、子供が大きくなってから子供と一緒に出来る趣味を作ることも視野に入れておきましょう。今までやってきた趣味を子供と一緒にするのもいいですが、子供と新たに一緒に出来る事を始めるのも楽しいかもしれません。
子は親の背を見て育つ、この言葉の通り子供はパパの姿を見て大きくなります。間違った方向に育てるのも育てないのもパパの影響ってとても大きいと思います。私も偉そうな事が言えるほどしっかりした子育てが出来ているわけではありませんが、こうやって文字として残す事によって自分に言い聞かせている意味も込めて書いてみました。
まとめ
いつまでも独身気分でいるパパたちは意外と多いです。
「自分は子供が産まれたらイクメンになるんだぁ」
なんて軽い気持ちで考えていても現実はそう簡単ではありません。育児とは先の見えない、正解の無い、一生付きまとう課題として重く受け止めなければいけません。
趣味を持つなら子供が大きくなって一緒に出来る事を。
子育てを趣味に出来るならイクメンになれますが、なかなか難しい課題だと言わざるを得ません。
育児を趣味として感じることができないのであれば、せめて育児とはこれからの日本人男性が率先して取り組んでいかなければいけない課題として重く受け止めなければいけないと肝に銘じておくべきです。
共働きなのに妻だけが育児?
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