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子供って好き嫌いがありますよね。好きなものは沢山食べて嫌いなものになると急に箸が止まる。子供を持つ親なら一度は経験した事があると思います。
その時、皆さんはどういった対処法を取りますか?食べるまで1時間でも座らせておく、頑張ったところまででOKを出す、何も言わず残させる、このどれかを選ぶと思います。なぜ子供は好き嫌いが多いのか、それを克服させる為にどうすればいいのか、親は考え出すとキリが無いです。
好き嫌いは個人差があり、無い子は無いし、ある子は沢山あります、これは大人になるにつれてある程度解消されていくので子供が小さいうちから頭を悩ませる必要は無いと思うのが私の持論です。
では嫌いなものでも食べて欲しいと思う親はどうすればいいのでしょうか?まずはそこから書いていきましょう。
Contents
まずは野菜をどう食べさせる?
子供って嫌いな野菜があると料理に箸すらつけない時がありますね。子供が嫌いな野菜上位3つが茄子・ピーマン・しいたけだそうです。
んー、この3つ、私は今でもそんなに好きではありません・・・まぁピーマンは気にせず食べますが茄子としいたけは食卓に上がる事すらないです。まぁそれは私の場合であって他の家庭ではなんとか食べさせたいと思っているのが普通ですよね。
では食べさせる方法を書いていきましょう。
みじん切りにして分からないようにする
これは嫌いなものを食べさせる王道ですね。ピーマン、しいたけはしっかりしているのでみじん切りには最適の野菜だと思います。入れるならチャーハンやオムライスなど、とにかく色んな具材をみじん切りにして調理する料理に向いています。
他にもハンバーグなどに練りこんでしまうのもいいですが、もしそうする場合は先に軽くみじん切りにしたものに火を通しておきましょう。肉は脂を多く含んでいますので火が通りやすいですが、ピーマン等は堅いままが多いです。
昔我が家で火を通さずにピーマンをハンバーグに練りこんだら綺麗に固いピーマンだけ口から出していました。クレヨンしんちゃんみたいですね(笑)
なのでみじん切りにして混ぜるときはしっかり火が通るか注意しておく事が大切です。
煮込み料理に茄子は最適
カレーやシチューは子供が大好きな料理ですよね。ならそれに嫌いな茄子を混ぜ込んでしまいましょう。茄子はとても水分が多い野菜なのでフライパンで火を通すとベチャベチャになってしまいます。
なので私はチャーハンやオムライスには不向きだと思っています。でもカレーやシチューは一定量の水を入れるので問題ないでしょう。入れるときはとにかくみじん切り一択です。煮込んで原型が分からないくらいになれば問題ないでしょう。
とにかく食べれるようにする、のではなく、とりあえず食べて欲しい、という時に最適だと思います。
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嫌いなものを食べさたい場合は?
それはもう手段は沢山あるでしょう。別に虐待をするわけでなく、ただ料理している食べ物を子供に食べさせるだけですから。でも嫌なものを子供の意思を無視して食べさせる事は私はあまりオススメしません。
その話はまた後で書くとして方法を書いていきましょう。
とにかく食べるまで待つ
最初に書いたように食べるまで食卓に座らせておくのは子供にとって最も苦痛な時間ですが、食べるまでテレビも見えない、お風呂も入れない、寝ることも出来ないので嫌でも食べます。
ただ、これは苦手なものを克服する方法にはなりません。もしかしたら今よりもっと嫌いになる可能性があります。嫌いなものはとにかく嫌いなんです。子供は素直です。今日嫌いだったものが明日好きになるなんて有り得ません。
パパやママが仕事をしていて、とても嫌でやりたくないような仕事を一方的にまかされ、終わるまで帰れない。しかもこれを定期的にやらされる、これを想像したらどうでしょう?嫌な仕事を好きになれますか?
なれなくても嫌な仕事を出来るだけ効率よく早く終わらせようと考え努力するでしょう。子供も同じです。もし嫌いな食べ物だけ残ると予測できるなら食事の仕方に口を出してあげましょう。
例えば嫌いなものを少し口に入れてその後に好きなものを食べれば大丈夫だよ、とか。とにかく子供が上手に食べられるように教えてあげるのも親の務めです。ただ嫌いなものを残して食べ終わるまで座らせるのは結果だけ見て過程を飛ばしてしまっています。
食後のデザートで釣る
これはウチがよくする方法なのですが、子供が嫌いなメニューや食材がある時は最初から食後にオヤツやデザートがある事を伝えて食べる気満々にさせます。
そうすれば子供は嫌いなものでも食べれば後で大好きなものが食べられるという欲求の為に必死になります。でも食べられないときもありますね。その時は当然翌日に持ち越しにします。
うちは子供が3人兄弟ですが、全員が食べ終わるまで与える事はしません。しかし、兄弟の中でどうしても食べられない子が出てくるとその時は食べた子だけ与えるようにしています。頑張ったご褒美的な感じですね。
その姿を見れば食べられなかった他の兄弟は明日は頑張ろう、って気持ちになれます。
そもそも嫌いなものは食べさせなくていい
野菜が嫌いだと病気になりやすいとか栄養が偏ってしまうなんてよく言いますが、それは迷信です。野菜が嫌い=偏った食生活、という風にはなりません。子供の頃に好き嫌いが多かった友達は大人になってどうなっていますか?
病弱になっていますか?何か成長過程で支障はありましたか?恐らく普通に大人になっています。私の友人で全く野菜を食べなくても運動神経抜群で陸上競技で全国でも有名な選手が居ました。彼が野菜を食べれば全国で1位になれますか?そういう事です。
野菜が嫌いでも栄養不足にはならない
野菜を食べられないから栄養不足になるなんて言われていたのは昭和までです。現代社会の食事では野菜以外からも同じ栄養を摂取する事は可能ですからね。例えばピーマンはβカロチンやビタミンCが多いですが、βカロチンはノリを食べれば摂取できますし、ビタミンCならハムや肉類から摂取できます。
野菜のメリットは単体で多くの栄養素を摂取する事が可能なだけであって食事には絶対必須というわけではありません。子供は食べられるなら食べればいいし、無理なら食べさせなければいいだけの話です。
デメリットがあるとすれば野菜の含有量と同じ量の食材を食べようと思えば少し量が多いかな?くらいです。それでも成長期の子供なら野菜より肉やお米の方が体には大切だと思います。
野菜が嫌いだと病気になる?
これは答えはNOですね。食事から病気になる人は基本的に偏った食生活をしすぎているだけです。なんでもバランスよく適量食べれば大きな病気にかかるリスクは最小限に抑えることができます。
糖尿病や心筋梗塞になるような人は野菜を食べない人なのか?そんな事ないです。前ににテレビに出ていた100歳のおばあちゃんは野菜嫌いだけど肉大好きってテレビで言ってました(たぶん)。大切な事は何でも野菜を食べられるようになるのではなく、バランスを気にすればいいだけです。
野菜が嫌いだから病気になるのではなく、野菜が嫌いな人は食生活が偏っている人が多いだけであってそれがそのままイコール不健康、病気になるという答えには繋がりません。
私の父は60歳で亡くなりましたが野菜が嫌いでマヨネーズが必須でした。レタス1枚にレタスが見えなくなるくらいマヨネーズをかけたり、ミニトマトが埋もれてしまうくらいマヨネーズをつけたりして食べていました。
それ以外にも肉は脂身が大好きで、とにかく脂っこいものが大好きな人だったので脳梗塞や心筋梗塞に若いうちから何度もなっていました。そんな私の父が野菜が大好きなら長生きできたと思いますか?無理ですよね。
何度も書きますが野菜嫌いだから病気になるのではなく、偏った食生活が病気を引き起こす原因になります。
まとめ
読んだ方は自分の中で何か変化はありましたか?別に人の心を動かしたいとか考え方を否定するために書いたわけではありません。ただ、1つの物事にとらわれ過ぎて本質が見えていない場合もあります、ということが言いたいだけです。
1つの物事⇒嫌いな野菜を食べさせる
本質⇒好き嫌いを無くす× 他の食材で栄養摂取○
というわけです。当然野菜を食べられるに越した事はありませんが、別に今食べられなくても問題ありません。大人になれば自然と食べられるようになるかもしれませんし、ならないかもしれません。
でもそれは大人になれば別に嫌いだったモノを食べても誰も褒めてくれませんし、食べれなくて恥をかくことも無いです。どうしても食べなければいけない場合(接待など)なら大人になれば嫌いなものでもニコニコして食べる演技力は身につきます。
子供のうちから大切な食事の中で出来るだけ親、子供互いにストレス無くできることが大切ではないでしょうか?
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