子育てはあなたが旦那からパパになった瞬間から発生する義務です。義務という言葉を使うと少し堅苦しい表現になってしまいますが、実際子育ては「やらなければいけないから仕方なくやっている」と感じているパパは少なくありません。
子供は可愛い、でも育児は出来ることならママに任せて、たまに子供と遊んだりするだけで俺は満足だよ~なんて思っているパパ、これは一昔前の一般的な考えであって、現代ではパパの育児放棄と言われても仕方がない行為です。
育児が面倒だと考えているパパ、子育ては子供が成人して自分の手から離れるまで付き合っていかなければいけない事なんです。高卒で就職しても18年、大学まで行くなら22年です。そんなに長い間、面倒だと思い続けたまま子供と接する事は苦痛ではないですか?
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どうせなら義務だからやる、ではなくて期間限定のプロジェクトのような感覚で楽しんで子育てをやってみましょう。
そのうち子供は放っておいても自分の手から離れて行きます。離れていっても自立して上手くやっていける大人に育てるためのプロジェクト、そう考えると楽しみも見えてくるのではないでしょうか?
子育てを楽しむコツは?
先ほど、子育てを楽しんで、なんて偉そうな事を書きましたがコツなんてありません。子供の性格、性別、家の家庭環境やパパ、ママの仕事の環境で楽しみ方は人それぞれになります。
仕事が毎日定時に終わるパパと毎日深夜に帰宅するパパが同じ事をやって子育てを楽しめますか?定時に帰宅できるパパなら帰ってから子供と接する時間が沢山ありますが深夜に帰宅するパパは毎日子供の寝顔しか見ることができません。
子育ての楽しみ方を見つけるのは自分次第なんです。子供と接する事だけが育児ではありません。接する時間が短いなら、その中でしか出来ない事を自分なりに考えてみましょう。
仕事の帰りが遅くて普段は子供と一緒に寝ていないのならたまには無理やり一緒に寝たりする。朝起きて子供はパパが隣に寝ていたら嬉しいと思います。朝から子供が笑ってくれるとパパも嬉しくなりますよね。
大事なのは自分の限られた時間の中で自分にあった楽しむ方法を探す事です。皆同じ方法で楽しむことは出来ません。
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子供の前ではいつも笑顔を忘れずに
仕事で疲れている、仕事で嫌な事があった。仕事をしているパパならこういったことは毎日あるでしょう。仕事なんて自分の時間を拘束される事によって生み出す対価として給与を貰っている制度に過ぎません。
家に帰っても仕事での嫌な事を引きずっていませんか?子供がパパの帰りを楽しみに待っているのに嫌な事を全て仕事のせいにして子育てから距離を置こうとしていませんか?そういった父親像を子供は毎日見ています。
子供は親の背を見て育つ、まさにこの言葉がピッタリのように子供の中で父親とはこういうものだ、なんてイメージが定着してしまいかねません。子供はそんなパパを見てどう思うでしょうか?
パパみたいな大人になりたい!なんて思ってくれるハズがありませんよね?どんなに仕事で嫌な事があってもそれを家庭に持ち込むべきではないし、嫌な事があったなら子育てを楽しんで嫌な事を忘れる努力をしてみてはどうでしょうか?
その第一歩が笑顔だと思います。どんなに疲れていても笑顔のパパを見るとそれだけで子供は嬉しくなります。パパは大好きなママがいつも子育てに疲れて家でため息ばかりついて落ち込んでいる姿を見てどう思いますか?
そんな姿を子供に見せていい影響があるとは思えないのはわかりますよね?なのでパパは子供の前ではいつも笑顔を絶やさないように心がけましょう。
子育ては期間限定だからこそ後悔したくない
仕事が忙しくて子育てに接する機会が無い、仕事で疲れて子育てできない、毎日こんな事を考えている間にも子供は日々成長していきます。もし、仕事の環境が変わって子供と接する時間が増えたとしても、パパが仕事を理由に子育てから遠ざかっていた時間は戻ってきません。
大好きな子供の成長が見える環境なのに見ようとしない理由を仕事のせいにしてはいけません。あの時に無理にでもこうしておけばよかった、なんて事を思わないためにも後悔しない子育てをしてください。
子育てに自分から関わる事が出来るのは、子供が自分の手から離れていってしまう時間よりも短いです。男の子でも女の子でも10歳前後である程度家庭内でパパから自立してしまいます。
子供のほうから接する機会を持ってくれない限り、パパは子供と接する事ができにくい環境になってしまうのです。
仕事の疲れを理由に断っているパパが居るなら考えを改めてください。
パパの休日は翌週からの仕事のためですか?家族のための休日ですか?仕事が嫌なのは否定しません。でも休日は「やっと子供と遊べる時間だ!」と思えるような考えを持つようにしましょう。
例えば子供が小学校に入るまで仕事が忙しくて殆ど接する事が出来なかったパパ、残された時間はあとたったの4年しかありません。子供から、「パパ、遊びに連れて行って」なんて事を言ってくれている内が華ですよ。
まとめ、私は子育てを楽しめています
最後は私の子育ての楽しみ方を書こうと思います。
私は子供が3人居ます。長男7歳、長女4歳、次女2歳でいつも時間の許す限り3人と楽しい時間を過ごしています。
長男はサッカーをしているのですが、仕事が休みの日は公園に一緒に練習に行ったり、試合の日は積極的に見に行くようにしています。だんだん上達して行く息子を見ると嬉しいですし楽しく見ることが出来ます。
長女は水泳を最近始めました。最初は顔を水に浸けることすら出来なかったのが今では水の中に潜ってバタ足をする事が出来るようになりました。水泳が終わったら嬉しそうに駆け寄ってきて「今日は○○が出来るようになった!」と報告してくれます。
次女はまだ2歳ですが、毎日兄姉の後ろを必死に追いかけて泣いたり笑ったり怒ったりしています。最近はよく喋るようになり、コミュニケーションも取れます。そういった姿を見るだけでも楽しいですし癒されますよね。
ママが仕事で遅い日は私を含めて4人で晩ご飯を作ります。まだまだ危なくて何もさせてあげられませんが、子供達は言った事を素直に聞いて手伝ってくれます。
どうですか?私の生活は楽しそうに見えますか?普通に見える人はしっかり子供と楽しく過ごせているパパだと思います。楽しそうに見える人は子供と接する事から離れがちのパパです。
それはあなたが子供と接する時間があるからじゃない?って思っているパパ、私は平日は9-18時の仕事で定時に帰っていますが、深夜は知人の店で働いています。俗に言うダブルワークですね。
毎日9-18時と21-26時の生活を平日はしています。子供と接するのは朝と仕事と仕事の合間の2時間足らずです。それでも土日は毎週子供と楽しく過ごしています。どうですか?楽な生活に見えますか?
もう一度書きますが、子育ては期間限定です。自分の時間が作れる頃に子供が手を離れてしまったら何のためにパパをしているか分かりません。自分は子供と家庭の生活の為にお金だけ稼げばいい、なんてドライな考えの人なら何も言いません。
でも、子供と接したいけど時間が、、、と考えている人はもう一度よく考えて下さい。普段の自分の行動を見直せば、1週間の中で子供と接することが出来る時間は必ずあるはずです。仕事を理由にする前に子育てを楽しむ理由を考えてみる事が大事ではないでしょうか?
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