育児をする為に転職する事を考えた事はありますか?
育児優先というか子供と触れ合う時間を増やしたいという理由の転職も同じです。
最近はコンプライアンスにうるさい、というか当たり前の事ですが。。。テレビのニュースなどで残業の在り方について盛んに言われています。
大企業であれば世間の目があるので、ここ最近は特に残業に対して敏感になっているような気がします。
しかし、中小企業ではまだまだ残業や有休について深く考えない、考える余裕が無い会社が多いです。
私も昔は子供が小さいのに毎日帰りが夜の10時だったり11時だった事もあります。
早く帰って子供に会いたい、お風呂に入れたりしたい、そう思っていても家に帰れない。
当時の私のような同じ境遇の人は恐らく日本中に何十万人も居るはずです。仕事しなきゃ、でも家にも早く帰りたい。
そう思っている人には是非転職という道を、勇気を出して進んでみるのもいいのでは?と思います。
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転職する場合に気を付ける事は?
今の会社が嫌だから転職したい、そういう逃げるような気持ちの転職はあまりお勧めできません。
そんな思考の末に行き着く転職は、また次も同じことを考え、結局転々とするのが目に見えています。
転職には明確な理由が必要
転職するには明確な理由があるほうが、辞める時も未練が残りません。
理由もなく転職をするのはただの逃げになるからです。別に逃げても私はいいと思いますが世間体などを気にするなら出来るだけ避けましょう。
理由は何でもいいです。ただ、自分の希望を全て満たすことが出来ないから転職するという考えは止めてくださいね。
今より給料が欲しい、今より休みが欲しい、自分はこういう仕事がしたい、など何か1つでもいいのでしっかりとした理由を自分の胸にしっかり持っておきましょう。
絶対に引き留める人が居る
これって当たり前の事です。
逆に辞める時に誰も引き留めてくれなかったら正直本当に辛いと思います(笑)
だって、引き留められない=必要とされてない
こういう風に考えちゃいますしね。
しかし、引き留める側には色んな理由があります。
コイツが辞めると自分たちがさらに忙しくなる、本当に必要な人材だから居て欲しい、とりあえず一緒に頑張ろうぜ!など。
しかし、転職をすると決めたら心を鬼にしてでも今の会社は辞めるべきです。
なぜ自分が転職したいのかをしっかり考えれば自ずと答えは出るはずです。
育児優先で転職する場合の注意点は?
育児優先で転職する場合は、どこに重点を置くか、これが大切なポイントになります。
家族との時間を大切にしたい
子供がまだ小さく、出来れば育児を手伝いたい。
そう思うのであれば今より拘束時間の少ない転職先を探しましょう。もちろん、拘束時間が短いというのは残業が少ないに直結する場合が殆どです。
あとは、年間休日日数が多いところなども重要なポイントになりますね。
ただ、休みが多い、拘束時間が短い会社は給与面で不安な場合もあるので、現状の家計簿と相談して決めてください。
家族で過ごす時間が増えたのに生活が苦しい、これでは何のために転職したのか分からなくなります。
家族に不自由な生活はさせたくない
これも立派な転職の理由になります。
育児にはお金がかかります。例えば夫婦共働きの生活から、奥さんが育児に入ると収入が夫だけになるわけですから。
当然、生活水準を落としたくない、少しでも家族で余裕のある生活をしたい。
そういう思いから今より給与の高い会社に転職するのも1つの理由になります。
しかし、給与が高い会社は残業が多かったり、休日が少なかったりする事もあります。
沢山稼いでくれるのに殆ど家に居ない夫に対して妻がどう思うのか?ここは転職する前に話し合っておくべき大切な事です。
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ワークライフバランスを大切にする
最近よく耳にする言葉ですね。
ワークライフバランス、つまり仕事と生活のバランスをしっかり取りましょう、って意味です。
仕事ばかりじゃ育児は出来ない、育児優先ばかりじゃ生活出来ない、両方をバランスよくやっていきましょうという事です。(少し違いますが、育児ブログなので)
ちなみに私も子供が産まれ、父親になってから2回転職しました。
まぁ1回目の転職は会社が倒産するという地獄を味わったので強制転職だったわけですが(笑)
最初の転職先は、休みが多いけど給料が少ない会社でした。共働きだったので生活に困る事はありませんでしたが、旅行に行ったりというのはちょっと難しかったです。
2回目の転職先は、給料はそこそこだけど土日祝は休み無し、でも毎日5時半には帰れる。でも土日祝休み無しだから家族で出掛ける事は難しいです。
今勤めている会社に転職してから1年経ちましたが、家族で1回も出掛けていません。
あなたならどちらがいいですか?自分で言うのもなんですが、どちらもそんなに悪い会社ではなかったです。
ちなみに2回目の転職は引き抜きにあったので給与面と拘束時間を条件に出しました。
今の自分の生活がワークライフバランスが取れているかどうかは正直分かりません。しかし、仕事ばかり、お金ばかり、といった偏ったものではないと思っています。
まとめ
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人生の中で転職をする機会というのはそう何度もありません。
日本の殆どのサラリーマンが最初に入った会社で定年まで働くというのが当たり前の世の中です。それが昔から日本では美徳のように扱われ、当たり前のように思われています。
しかし、私はそうは思いません。
自分の一生に1度しかない人生をずっと同じ会社の歯車の1つとして犠牲にしていくのは耐えられない。
会社の為に自分の人生があるのではなく、自分の人生を自分のため、家族のために使うのが最も有効的な人生の選択ではないでしょうか?
転職をする時は、育児(家族)を優先するのは大切ですが、自分の人生の優先順位も考えておくのもいいかもしれません。
別に自分を優先しようと言ってるわけではなく、自分の人生全てを捧げてまで家族を大切にする事が自分にとって幸せなのか?幸せであればその思いに従っていけばいいだけですが、少しでも悩む事があるなら1度考えてください。
自分だけが幸せになるのではなく、自分が幸せになった延長に家族の幸せがある、そんな風に考えて転職できれば本当に最高だと思います。