Sponsored Link
節分といえば子供が居る家庭では家族で楽しむ1つのイベントになっています。
また、保育園や幼稚園では先生が鬼に扮して子供たちが「鬼は~外!福は~内!」と言いながら豆を蒔くのが当たり前の光景となっていますが、近年ではその光景も変わってきたようです。
では豆まきは昔と今ではどのように変化してきているのか?豆ではなく何を蒔くのか?色んな物で代用しているようです。
保育園や幼稚園では大豆は投げない?
大豆は小さくて堅く、目や耳に入ると危ないといった理由で大豆を使わない豆まきをする保育園や幼稚園が増えています。代用するものは新聞紙や広告を丸めたものや、お菓子を使って鬼を退治するのが最近の豆まきになりつつあります。
また、大豆は小さく掃除が大変だからという先生方の理由も含まれているようです。
確かに大豆ではなく、別の物で代用して撒く理由には一理ありますが、なぜ豆まきで大豆を投げるのか?鬼を退治するのか?日本古来の風習を園児にしっかり教えた上でなぜ代用するのか、これらをしっかり教えてもらいたいですね。
ただ危険だから、掃除が面倒だから、といった理由で豆まきを無くしてしまうのも残念な話なのかもしれませんが時代の流れから言えば仕方ないのかもしれません。
家で投げるのはお菓子が多い?
もちろん節分の日は家でも豆まきをする家庭は多いと思いますが、家で豆まきをした後は掃除をするのは誰がしますか?
恐らく豆まきが終わった後にママが必死になって掃除機をかけることでしょう。保育園や幼稚園と違って狭いリビングで家具が沢山ある部屋での豆まきは掃除が大変ですし、取り忘れた後に踏んだりするとさらに掃除が大変になります。
また、子供が小さいうちは大豆を喉や気管に詰まらせるという事故も少ないですが発生しています。家で親が目を離した隙に大豆を食べてしまい窒息したなんて事があれば目も当てられません。
なので家庭での豆まきは大豆よりもお菓子を代用する場合が自然と多くなるでしょう。では家庭でお菓子を代用する場合、オススメのお菓子、オススメできないお菓子を紹介したいと思います。
豆まきにオススメのお菓子
豆まきの代用として使うのであれば、投げやすい、当たっても痛くないものが好ましいでしょう。
オススメはマシュマロなどの柔らかいお菓子がいいですね。もちろん袋からは出さずに投げましょう。せっかくのお菓子を袋から出して投げるのは勿体無いですからね。
あとはグミなども1つずつ袋に梱包されているものなら問題ないでしょう。
とにかく柔らかく、当たっても怪我をしないものを使用する事をオススメします。
豆まきにオススメできないお菓子
オススメできないお菓子、それは投げると危険なお菓子、汚れてしまうお菓子です。
例えば当たると痛い飴玉などはNGです。家の中で投げると物が壊れてしまったりする可能性もあります。
また、チョコレートなども固い上に冬場に部屋を暖かくしていると溶けて部屋が汚れてしまう可能性もあるのでオススメできません。
怪我をしたりモノを壊してしまう可能性がある堅いお菓子、溶けたりすると掃除が大変なお菓子は豆まきの代用品としてオススメは出来ません。
Sponsored Link
まとめ
豆まきをするのは日本の昔からの風習です。
しかし、最近は何かと危険な事や面倒な事を避けて通るような子育てが非常に多くなっていると感じます。確かに小さな大豆を投げると掃除が大変だとか目に当たると危険というのは分からなくもないです。
それでも昔から続けてきたこの風習を少し形を変えてでも続けていくのは非常に大切な事ですし、決して無くしてはいけない事だと思います。
我が家では毎年家の中ではお菓子を投げ、窓の外には大豆を投げる、というように使い分けています。ちなみに庭に向かって投げる大豆は拾うことなくそのまま放置しています。
大豆ですのでそのまま土に返ると思いますので・・・
もちろん、家庭によっては大豆しか使わないという豆まきもあると思いますし、それはそれで素晴らしい事だと思います。
大豆で豆まきするのは安く済みますし、お菓子で代用すると高くつく場合が殆どですし、何よりお菓子よりも大豆の方が子供の健康面を考えると安心できます。
それに小さな子供が居る場合は誤飲や喉の詰まりに注意しなければいけません。
どんな形であれ、「鬼は~外!福は~内!」という掛け声の豆まきは無くしてはいけませんし、これからも続けて行くべきでしょう。
Sponsored Link